昨夜、坂上忍さんが自宅まで来てくださって、自宅で『直撃!シンソウ坂上』の収録がありました。

坂上さんと二人で、エンタメのこと、未来のことをガッツリとお話ししたのですが(放送をお楽しみに!)、その中で、坂上さんの方から「西野くんは、どういうコトをしたいの?」という質問がありました。

この質問には明確な答えがあります。

僕が作りたい世界は「全員クリエイター、全員オーディエンス」です。
もっと言うと、わざわざ僕が作らなくても、遅かれ早かれ、時代はそっちに向かうと思います。

顕著なのがYouTubeで、YouTubeチャンネルは1人につき、最低1チャンネルは持つ未来にジワジワと向かっています。

次代のSNSはYouTubeでしょう。


ただ、その未来が来たときのリスクはあって、対策は必要です。
その辺の話を始めると長くなるので、そこに関しては、今日のオンラインサロンの記事で詳しくお話しします。

7~8年前に「全員クリエイター、全員オーディエンスの時代だ」と言った時は、「は? 何言ってんの?」と鼻で笑われましたが、今となっては、「待ったなし」のところまで来ていることは、さすがに、僕の実家の母ちゃんでも理解しています。

こうなってくると、皆がクリエイターになれる(皆をクリエイターにする)素材の価値がギュイイ~ンと上がるので、クリエイターの数を制限してしまうような『著作権』は過去の概念になるでしょう。
(これも7~8年前から言っているぞ!)



現在、YouTube上には、今年12月に公開される映画『えんとつ町のプペル』のカバー曲が、たくさんアップされています。

「YouTubeにプペルのカバー曲をアップする→キンコン西野が見つけてシェアをする」というフローが出来上がったので、『えんとつ町のプペル』の主題歌は「素材」として優秀なのだと思います。


そんな中…

YouTubeを覗いてみると、カバー曲企画から更に発展し、なんと「映画『えんとつ町のプペル』のテーマソングを勝手に作ってみた」が、勝手に始まっているではありませんか。

プペルの主題歌は僕が作者・作曲なので、僕が間接的に関わっていますが、「テーマソングを勝手に作ってみた」は完全にノータッチ!

しかも、プロのアーティストさんが勝手に作ってくださっているのです。

最高じゃん!!

※勝手に作られたテーマソングがメチャクチャ素敵!!


数年前、「自分が積み上げた財産を独り占めせず、『皆のもの』にしてみたらどうなるんだろう?」という興味から始めた実験は、蕾となり、今、いろんなところで少しずつ花を咲かせ始めています。

面白くなりそうなので、この実験は続けてみたいと思います。
とりいそぎ、『えんとつ町のプペル』で食っていける人を1万人作ります。

がんばるぞー!おー!!


【追伸】
勝手に作ってみたテーマソングが最高なので、是非、御覧ください。



【オンラインサロン】
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ニッポン放送開局65周年記念公演
 
◆脚本・演出:上田 誠(ヨーロッパ企画)

◆キャスト:西野亮廣 戸塚純貴 鈴木絢音(乃木坂46) 今井隆文
石田剛太(ヨーロッパ企画) 諏訪 雅(ヨーロッパ企画) 土佐和成(ヨーロッパ企画)
町田マリー 市川しんぺー 小島 聖


【東京公演】4月9日~19日 
SOLD OUT

【名古屋公演】4月22日(水)

【高知公演】4月25日(土)

【広島公演】4月28日(火)

【大阪公演】5月2日~3日(土・日)