フィリピンの田舎町に絵本『えんとつ町のプペル』3000冊を届けに行った話

今年のクリスマスは友人やサロンメンバーやThe Black Eyed Peasのアップルさん達と一緒に、フィリピンの田舎町の子供達に絵本をプレゼントしてきました。

まずは、クラウドファンディングの支援という形で送り出してくださった皆様、そして、本当に暑い中、長時間、お手伝いをしてくださった皆様に、心から感謝します。


僕は以前より、作品制作が「出産」ならば、作品を届ける作業は「育児」として捉えていて、親として「何があろうと“育児放棄”だけはしない」という覚悟で今日まで来ました。

「タレントだから売れてるだけでしょ?」と言われたりもします。
「タレントとしての影響力は無い」とまでは言いませんが、出版業界に明るい方なら御存知だとは思いますが、今は「タレントだから」で本が売れる時代ではありません。
とくに『絵本×タレント』は死屍累々。

SNSでバズらせたところで購買まで繋がらないことがほとんど。
近道などなく、雨の日も風の日も、ただただコツコツと、育児を積み重ねてきました。

気がつけば本当に「親」のような気持ちになっていて、たとえば、子供のこんな顔を見た時に、これまでの苦労が全て吹き飛ぶんです。


「ああ、僕はまだまだ頑張れるなぁ」
そう思わせてもらう為に、最近は支援活動を続けているような気がします。


フィリピンの田舎町に絵本を寄贈しにいく朝4時半頃。
まだ夜も空けていない真っ暗な道を走る車中で、日本では、映画『えんとつ町のプペル』の第一弾情報が公開となりました。


映画『えんとつ町のプペル』の公開が2020年のクリスマス頃に決定しました。
ちょうど1年後です。

お腹を痛めて産んで、自分の身なりを後回しにして、たくさん走り回って、たくさん謝って、何度も何度も抱き締めて育てた我が子が、いよいよ、社会に飛び立ちます。
微塵の悔いも残らぬよう、あと1年間、懸命に親として走り回りたいと思います。

応援宜しくお願い致します。




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