(※2019年12月15日オープン)
タイトルだけ切り取ると、「なんで、コーヒーが無料で提供できちゃうの?」という疑問が残ると思うので、順を追って御説明いたします。
▼ オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の実験の一つ
僕は『西野亮廣エンタメ研究所』というオンラインサロン(※会員数3万2000人)を運営しています。
ここでは、ビックリするぐらいのコスト(時間とお金)をかけて、日々、社会実験を繰り返しています。
仮説・検証を繰り返して、未来の形を把握することが目的です。
このオンラインサロン宛に、オリジナル商品の制作・販売サービスを提供されている『プラスワンインターナショナル』さんから、「弊社が新しく建てるビルの一角に西野さんの絵本のグッズショップを出しませんか?」というお話をいただきまして、すぐにサロン内で会議をスタート。
ところが、
「プラスワンインターナショナルさんの目的は、新しいビルの『認知度の拡大』と『集客』だと思うので、リピーターの獲得は必須条件だな。…でも、待てよ。絵本のグッズショップに足しげく通うか?」
という問題が勃発。
そりゃそうです。
グッズなんて、一個あれば十分。
何個も必要ありません。
つまり、お客さんには「グッズショップのリピーターになる理由」がありません。
そこで、西野氏は言います。
「持ち帰り用のコーヒーをグッズとして販売して、その持ち帰り用のコーヒーを買ってもらうキッカケとして『試飲』という形で無料でコーヒーを提供しちゃえば、試飲目当てで通ってもらえるんじゃないの?」
当然、『試飲』目当てでお客さんが押し寄せてしまうと、「試飲分のコーヒー代はどこで賄うんだ?」という話になってきます。
その意見に対して、西野氏はこう答えます。
「『試飲コーヒーの個人スポンサー』を募集しよう。店内に『今日のコーヒーは○○さんからのプレゼントです』と案内を出す。もしかすると、そこで無料でコーヒーを飲ませてもらった人の中から、今度はスポンサーを名乗り出る人がいるかと。知らない誰かにコーヒーを贈り合う文化なんて最高じゃん」
なんと、「コーヒーを贈る文化を作ろう」というのです。
はたして、そんな文化が根付くのでしょうか?
そんなことは、やってみなくちゃ分かりません。
というわけで、早速実験。
今回の実験のテーマは「人は、知らない50人の為に1万円を払って、コーヒーを贈るのか?」です。
コーヒーを提供者(スポンサー)に「コーヒーご馳走さまでした」と御礼が言えるように、コーヒー提供者のTwitterやInstagramのアカウントを(任意で)看板に載せてもいいかもしれません。
そんなこんなで、社会実験『SHIBUYA FREE COFFEE』は3日後(12月15日)にオープン。
上手くいかなかったら、一瞬で内容を変更します!
一応、絵本のグッズショップですので、絵本のグッズも置いております。
個人的には映画『えんとつ町のプペル』の卓上カレンダーが超絶オススメです。
昨日、現物を見ましたが、死ぬほどカッコイイです。
それでは、渋谷センター街でお待ちしております。
〒150-0042
渋谷区宇田川町24-2
PRINTONE 1階
【営業時間】11時~21時
12月15日グランドオープン
※公式YouTubeチャンネルです。チャンネル登録宜しくね。
【オンラインサロン】
毎日、議論&実験&作品制作&Webサービスの開発&美術館建設を進めています。
んでもって、ビジネス書に掲載するレベルのコラムを毎朝投稿しています。
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