オンラインサロン内で進めるプロジェクトの準備で、今はシンガポールにいます。

日本を離れ、少し時間が空いた(一息つけた)このタイミングで、とくに終わり方も決めず、僕の今の気持ちを正直にお話ししたいと思います。
重い話ではないので安心してください。



お笑いコンビ「キングコング」としてデビューして、随分経ちました。
懸命に走って、大きくズッコけて、立ち上がって、また走って、途中で大きくハンドルをきって、そこから、これまで以上のスピードで走って、今に至ります。

そして、相変わらず近所の蕎麦屋のオバチャンからは「もっとテレビに出れるように頑張って」と檄を飛ばされます。
まぁ、これが世間の答えだと思います。 

梶原君も僕も、世間的には「昔、売れていた芸人」ぐらいに思われていて、世間に見つかる(露出する)ことを「売れる」と呼ぶのであれば、僕らは昔、売れていた芸人」で間違いありません。
僕が、どのタレントよりも売れているのは「肛門」だけです。

そして、ここが世間とズレでいるところだと思うのですが、昔売れていたキングコング西野は、もっともっと露出することで、今の状況を覆そうとは1ミリも思っていません。
むしろ今は、露出に割く時間を可能な限り削っています。
(※『ゴッドタン』に呼ばれたら、すぐに行きます)

理由があります。
今朝配信したVoicy(キンコン西野がYouTubeに力を入れない理由)と内容が少し重複するのですが、テレビの世界から軸足を抜いた25歳のあの日から、狙っているのはずっと世界のエンターテイメントの頂点で、世界中の「面白い」を求めて、今日も、アッチコッチを飛び回っております。
(※今日はこれからスリランカに飛びます)

毎度、「世界最高峰」とされているエンターテイメントに触れる度に悔しい気持ちになるのは、圧倒されたからではなく(圧倒される時もあります)、生意気に聞こえるかもしれませんが「この程度なら再現できる」と思うからです。

再現できていない理由はただ一つ、僕がそこに本腰を入れて挑めていないからで、原因の100%は僕にあります。
近所の蕎麦屋のオバちゃんから「もっとテレビに出れるように頑張って」と檄を飛ばされても、ヘラヘラと笑いながら流すことができるのですが、「世界最高峰のエンターテイメントは再現できる」と負け惜しみのような台詞を吐いて、そのまま放置できるほど僕は人間ができていないので、ここは覆しにかかります。

戦いに出る為には戦いのサイズ相当の装備が必要で、今は毎日せっせと装備を準備しています。
世間には発表していないことだらけですが、オンラインサロンの中では、すでに次の仕掛けも、その次の仕掛けも、その次の次の仕掛けも用意して、2021年~2022年の間で一気に仕留めようと思っています。


今は、どうしても、その準備に時間を奪われてしまっていて、蕎麦屋のオバチャンが期待くれているような未来をお届けすることはできませんが、そんな未来よりも数百倍面白い未来をお届けすることを、ここでお約束します。

スリランカに着いたら、少し時間ができるので、「チーム運営の方法(リーダーの歩き方)」がテーマのビジネス書を書こうかと思っていますが、そういうの興味あります?

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今日も一日頑張ります。
あなたも頑張って。


【オンラインサロン】
毎日、議論&実験&作品制作&Webサービスの開発&美術館建設を進めています。
んでもって、ビジネス書に掲載するレベルのコラムを毎朝投稿しています。
今朝は『経営者は脚本を学べ』というテーマで書かせていただきました。
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