ディズニーが好きで好きでたまらなくて(※今でも頻繁にランドとシーに通っています)、これまで、たくさん夢を見させてもらいました。
だからこそ、表現者としては最大級のリスペクトを込めて挑むべき相手で、「ディズニーを超える」と言ったところ、たくさんの人から鼻で笑われました。

「できるわけがない」
「寝ぼけてるのか?」
「イタイな、お前」
と散々。

当時、ディズニーファンを自称する方から「死ね!」という言葉を浴びせられ、「 夢の国の住人なのに、他人の夢は応援しないの?」と疑問を持ったことを記憶しています。

あのときのディズニーファンの方に、僕が尊敬しているウォルト・ディズニーの言葉を贈ります。

夢を求める権利は誰にでもあるハズで、自分はその権利を殺す側の人間になるつもりはありません。

夢を語り笑われて、行動し叩かれてしまう人達を応援することが僕の目的で、そのとき、最大のエールは、僕自身が、その人達の目の前で不可能を実現してみせることだと考えています。
世界中からのバッシングを全てひっくり返して、「ほらね。できるでしょ? 次はキミの番だ」と言ってあげることだと思います。

数年前、絵本の担当編集者に「あなたを世界に連れていく」と約束をしました。
先日、少しだけ(ほんの少しだけ)その約束を果たすことができて、その時の様子をウチのインターンの子が動画にまとめてくれました。
こちらです。


まだまだ夢半ばですが、ひとつ確かなことを学びました。

世の中には「夢を笑う側の人間」「夢を笑われる側の人間」の二種類の人間がいて、どちらが幸せかは分かりませんが、ただひとつ、夢を叶えるのは「夢を笑われる側の人間」で、まずは、そのポジションをとっておかないと、どうにもこうにもならねぇ、ということ

もし今、この文章を読んでいるあなたが「笑わる側」に立っているのなら、夢を叶える為の絶対条件はクリアしているので安心して欲しいです。

そりゃあまぁ、夢を追いかけていれば、いろいろ苦労もありますが、お互い頑張りましょう。


西野亮廣


【オンラインサロン】
毎日、議論&実験&作品制作&Webサービスの開発&美術館建設を進めています。
んでもって、ビジネス書に掲載するレベルのコラムを毎朝投稿しています。
今日は『コミュニティーを安く見積もるな』というテーマで書かせていただきました。
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