フジテレビの『ボクらの時代』に出させてもらって、激しめの事故を起こしてしまいました。

【Voicy】

同期の又吉君(大好きです)とキングコングの鼎談ということで、とっても楽しみにしていた収録。
又吉君の創作活動の話も聞きたかったし、梶原君のYouTubeの話も聞きたかったし、ついでに最近の自分の話も少しだけできたら…と、ニヤニヤしながら収録現場に向かいました。

蓋を開けてみたら、又吉君や梶原君といった才人との話は、やっぱり面白くて「このまま朝まで語りたい」と思ったほど。

そんな中、途中、スタッフさんから『恋愛の話を!』というカンペが出たのですが、この3人でそんな話をすることには1ミリも興味が無いので無視をしていたら、優しい梶原君がカンペの指示を拾い、半ば強引に『恋愛・結婚』の話へ。

放送を観ていただけると分かるのですが、このテーマに入った瞬間に、あからさまに目の輝きを失う西野。
「このテーマ、はやく終わらないかなぁ…」と思って待っていたのですが、なかなか終わる気配がありません。

僕は又吉君と梶原君ともっともっとエンターテイメントの話をしたいし、それができると思って参加させていただいた収録なので、この『恋愛・結婚』の話を断ち切るべく、「ボクはヤリチンだから興味がない」とヒャド(収録現場を凍らせる呪文)を放ちます。

せっかくの未来のエンタメの話が、アラフォーのオッサンの恋愛話で潰れてしまうことを嫌い、「恋愛話まるごと使えなくしてやろう」と考えたわけです。

結婚しない理由を訊かれた際には「100%不倫するから」と返す西野。
さらには「でも、芸人なんて、全員ヤリチンでしょ? 」とダメ押し。
ここのクダリを使われる気がサラサラありませんし、収録後に、吉本興業の方から「あの部分はカットでお願いします」とフジテレビに連絡が入ることも見越した発言です。

それほど西野はエンタメの話がしたかったのです。

そんなこんながありまして、ついに放送の日を迎えた『ボクらの時代』の視聴者さんの感想がコチラ↓



使われたっ!

使われない前提で喋った「僕、すごくヤリチンですよ」トークが、かえってディレクターさんの編集魂に火をつけたのか、ヤリチンのクダリも不倫のクダリもバッチリ使われてしまって、逆に、エンタメトークの時間を圧迫していました。
一生の不覚です。

もちろん、「えー? 西野ってヤリチンなの? サイテー」という声などは、どうでもいいんです(実際、ヤリチンだし)。
そんなことより、日曜日の朝からセックスの話をしてしまったことが問題です。
だって、使われると思わないじゃん。。

※険しい表情になる西野氏

非常に厳しいです。
ツラすぎます。

計算式が不思議すぎて信じてもらえないかもしれませんが、今の僕が視聴者の皆様に伝えたいことは「朝からエンタメの話をしたかったから、朝からセックスの話をした」ということなのです。
ホントなんです。

現場では、もっともっとエンタメの話をしたので(※「応援される為に必要な要素」の話とか)、また機会があれば、その素材がどこかで放送されることを期待するしかありません。

結果、セックスの話になってしまいましたが、又吉君と梶原君との話はとても楽しかったので、朝からチャンネル合わせてくださった視聴者の皆様、そして、このような機会を作ってくださったスタッフの皆様に深く御礼申し上げます。

それでは、今日も素晴らしい一日を。


西野亮廣


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