おはようございます。
挑戦を続けることで有名なキングコング西野です。

まったく面白くないのは「これまで培った経験でやりくりしてしまう自分」で、経験を重ねれば重ねるほど、この存在が大きくなってしまうので実に鬱陶しいです。

【関連】『ファンとは何か?』

“応援シロ”が減ってしまうと元も子もないので、できるようになった仕事はとっとと辞めて、7~8割ぐらいの確率で失敗する仕事を積極的に始めるようにしています。
上手くいくかどうか僕自身が分からずにドキドキヒヤヒヤしているので、応援してくださる方(サロンメンバーなど)は僕以上にドキドキヒヤヒヤしておられます。
それが、いいと思います(*^^*)

さて、そんな西野亮廣の最新の挑戦は何かというと、「超重要な仕事を学生インターンに丸投げする」です(*^^*)


自分を高く見積もっているわけでもなく、本当にフラットに見て、
僕は今、僕の目の前にある仕事は大体できます。
メチャクチャ人たらしですし、メチャクチャ頑張り屋さんなので(*^^*)

ただ、僕の残り時間は、24時間×365日×数回転しかなくて、自分がやれることだけをやっていると確実に時間切れゲームオーバーです。

数万人が束になって挑まないとひっくり返せないゲームに参加していて、その為に僕は僕の役割を果たす必要があるので、「積極的に仕事を任せる」ということを僕は学ばねばなりません。

先日、オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』内での企画で、女優の戸田恵子さんのレコーディングがありました。


レコーディングの責任者は、学生インターンの小田っち。
大女優さんとキンコン西野と現場スタッフを、右も左も分からない大学生が仕切るわけですが、当然、簡単にはいきません。
そりゃ、キンコン西野が仕切った方がスムーズに話が進むのですが、そんなことをしても仕方がありません。

学生インターンの小田っちは、表情も、顔色も、完全に大仏と化していましたが、それでもこの仕事は小田っちに丸投げ。
小田っちも、そして僕も、ここをクリアしないと未来はありません。


今月末にパリで開催される『にしのあきひろ光る絵本展inエッフェル塔』の最高責任者は、学生インターンのセトちゃん。

エッフェル塔の個展は前々から温めていた企画だったのですが、セトちゃんが「やりたい!」と手を挙げたので、「やれるの?」と質問したら、「やれます!」と言い切ったので、セトちゃんに丸投げすることになりました。

生々しい話をすると、この企画には、たくさんのスタッフさんの時間と、たくさんのお客さんの時間と、たくさんのお金が動いています。
成功したらセトちゃんのおかげだし、
失敗したらセトちゃんのせいです。
勿論、失敗したら関係各位に一緒に謝りに行きますし、その程度の失敗は2秒で取り返します。


失敗すれば傷がつくのは「西野亮廣の看板(信用)」なので、任せることが怖くないわけがないのですが、ここで任せることができないと、次に進めないので、任せます(*^^*)
これは学生インターンの子達の挑戦であり、僕の挑戦でもあります。

(株)NISHINOの「社長」は友達のヤン君にあげちゃったので、今後、ヤン君が(株)NISHINOをどう舵をとっていくのかは詳しく分かりませんが、どんな形であれ、大きな仕事は、どんどん他の人に任せていきたいと思います。
僕は作品制作に集中します。

(株)NISHINOでは、今後も、インターン生やスタッフを募集することになると思います。
その際は、「かなり任せられてしまう」ということを覚悟した上で、ご参加ください。


【オンラインサロン】
毎日、議論&実験&作品制作&Webサービスの開発&美術館建設を進めています。
んでもって、ビジネス書に掲載するレベルのコラムを毎朝投稿しています。
今朝は『数字を計上する場所をデザインしろ』というテーマで書かせていただきました。
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