僕は、兵庫県川西市という田舎町で生まれて、育った人間なのですが、さすがにこの歳になると、地元に恩返しをしたくなるもんですね。

川西に人を集めたり、川西にお金が落ちる流れを作りさえすれば、たとえば川西の公共事業が前進し、川西の皆さんの幸せに繋がるもんだから、今、川西を舞台にアレやコレやと仕掛けています。


オンラインサロンメンバーと一緒に、美術館を作ったり、先日までおこなっていた個展『チックタック ~光る絵本と光る満願寺展~』は、その運動の一環です。

そういった運動を仕掛けてみて分かったのですが、企画の立ち上げ当初は「ウチの町で、そんなことをやっても、どうせ…」と言っていた地元の皆さんが、それこそ、地元の山奥のお寺に2週間で3万人が来ることが分かるやいなや、「もっと、こうしてみてはどうか?」「◯◯なら私も協力できるよ」と、前のめりになって行動してくださるんですね。

どうやら、人という生き物は、希望が見えた瞬間に頑張れるようです。

小難しい言い回しをすると、人は、希望が見えた瞬間にボジティブ方向で運動が安定し、逆に、希望を失うとネガティブ方向で運動が安定してしまいます。

「どうせ無理だ」となった世界の中でラクに自分の幸せを見出だすには、自分よりも不幸な人を探すしかなくて、そのスパイラルに入ると、たとえばワイドショーは事故や殺人を垂れ流すメディアになってしまいます。

池袋の暴走事故以降、交通事故絡みのニュースが増えたと思いません?
交通事故なんて昔からあったのに、ここにきて交通事故絡みのニュースが増えた理由は簡単で、視聴率がとれる(国民が交通事故を求めている)からです。

日本は今、「諦め」の段階に入っているので、国民はどうしても他人の不幸を求めてしまいます。
そんな運動を始めてしまう国が幸せになるわけがないので、日本のリーダーがやらなきゃいけない仕事は「希望を語ること」です。

今、この国に不足しているのは、「希望」で、リーダーは周囲から揶揄されてもいいから、希望を…生ぬるい夢を語らねばなりません。

今、この国が本当に欲しい言葉は「努力は報われる」です。

努力は必ず報われる。

もし報われない努力があるのならば、

それはまだ努力と呼べない。

 - 王貞治 -


僕は、日本で生まれて、日本で育ったものですから、どうしても日本贔屓になって、日本の明るい未来を求めてしまいます。
「もしかすると、いけるかも」と思ってもらうことが大切だと思うので、皆様が期待できるぐらいの努力を、そして結果を出し続けていきたいと思います。

今日はこれからニューヨークに飛びます。
一週間ぐらいニューヨークにおりますので、ニューヨーク在住のサロンメンバーは連絡ください。
夜、呑みに行きましょう(*^^*)



【オンラインサロン】
毎日、議論&実験&作品制作&Webサービスの開発&美術館建設を進めています。
んでもって、ビジネス書に掲載するレベルの記事を毎朝投稿しています。
今日は「世界初の個展を仕掛ける」について書かせていただきました。
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