僕のエンターテイメントの原風景は「川西市」です。

目的もなく自転車で遠くまで行って、知らない山奥で夜を迎えて不安になって、慌てて引き返して、命からがら帰宅して母ちゃんに怒られて、怒られている間の実家の電球の灯りに安心して……その『夜』と『光』の落差に魅せられて、そのまま大人になりました。

川西には『夜』と『光』があって、今回、『チックタック ~光る絵本と光る満願寺展~』を作る時に強く意識したのが、まさに子供の頃に経験した『不安な夜』と『ようやく辿り着いた光』でした。

僕が仕掛ける個展としては実に2年半ぶりとなる『チックタック ~光る絵本と光る満願寺展~』は過去最大規模の個展で、昨日は4000人のお客様にお越しいただきました。

僕も仕事終わりに駆けつけたのですが、会場までは1キロの渋滞で、途中でタクシーを降りて、歩くことにしました。

こうなることを見越して、今回はイベントのポスターにも駐車場の案内を出していなかったのですが、会場まで車で来られる方が予想以上に多くて、長い渋滞を作ってしまいました。

すべて僕のミスです。本当にごめんなさい。
次回は必ず改善します。


本日は最終日。
車でのご来場はお控えください。
最寄り駅(川西能勢口駅・雲雀丘花屋敷駅)からはバスやタクシーや徒歩で来られることをオススメします。
(※僕も連日、徒歩で向かっています。なかなかの坂道ですが、登山だと思えば楽しいです)


それともう一つ。

入場時間の締め切りが「21時」となっていますが、最終日は入場規制がかかる可能性がありますので(昨日も入場規制がかかりました)、早め早めの行動をオススメします。

上に添付したツイートにもありますが、どれだけ待たされようが確実に満足できるエンターテイメント空間は御用意しておりますので、そこは御安心ください。





| 最後の夜

『チックタック ~光る絵本と光る満願寺展~』は今日が最後です。

今回はまだまだ非力な今の僕ら(西野亮廣エンタメ研究所)がやれる最大のエンターテイメントを提供させていただきました。

西野亮廣エンタメ研究所では、もちろん次の計画(今回よりも、もっともっと大きな企画)を進めていますが、今の僕らが形にできる全力は『チックタック ~光る絵本と光る満願寺展~』です。



2019年の5月に突然現れたこの短い夜のことを、僕は永遠に忘れることはないでしょう。
子供から、お爺ちゃんお婆ちゃんまでが胸を踊らせていた光景は、「これからもファミリーエンターテイメントを作る」という強い覚悟と理念に変わりました。

昔、「ディズニーを超える」「エンターテイメントで世界を獲る」と言った時は鼻で笑われましたが、僕はいたって真面目で、ハッタリや伊達や酔狂ではなく、西野亮廣エンタメ研究所の皆と一緒に本当に実現して、次の世代にバトンを渡します。


この夜は今日で終わります。
グランドフィナーレはスタッフに任せて、これから僕は後ろ髪を引かれながら福岡に飛びます。

次のエンタメの準備です(*^^*)

『チックタック ~光る絵本と光る満願寺展~』最後の夜を、僕の代わりに見届けてきてください。





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毎日、議論&実験&作品制作&Webサービスの開発&美術館建設を進めています。
んでもって、ビジネス書に掲載するレベルの記事を毎朝投稿しています。
今日は「史上最大の個展を作ってくださった皆様へ」というテーマで記事を書かせていただきました。
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