『チックタック 光る絵本と光る満願寺展』
ここは東京や大阪ではありません。
「満願寺」という兵庫県の片田舎の山奥のお寺に、連日、2000人を超えるお客様が足を運んでくださっています(昨日は2500人)。

それは、これからの地方の希望で、
それを裏で支えてくれているのは田村P率いる『西野亮廣エンタメ研究所』のメンバー。
この景色を作った張本人です。

昨日、彼らに本当に感謝しなければいけない出来事がありました。


| 「営業妨害だ!」とキレられる

満願寺のカフェの前で、購入いただいた絵本にサインを入れていたら、列が伸びてしまって、お店の入り口を塞いでしまったんですね(これは、よくないですね)。

すると、お店の方が飛び出てきて、「営業妨害だから、他所でやってくれ!」と、ものすごい剣幕で怒ってこられて、本当にたくさんのスタッフさんが汗を流して、この場所(満願寺)にありえないぐらいのお客さんを呼んでくれていることを知っている僕は、「それにしても、言い方があるなぁ」と思ったわけですが、
そこから畳み掛けるように、「あと、参拝せずに、個展を楽しんでいる人がいるから、まずは参拝してから、個展を楽しむようにキチンと伝えてくださいっ!!」と怒られてしまいます。

僕は、「参拝」はあくまで個人の意思であり、“強要するものではない”という考えでしたし、それより何より、お客さんの目の前で怒鳴り散らすその姿勢が少しだけ納得がいかなくて、その瞬間に、「『チックタック 光る絵本と光る満願寺展』を終了させよう」と思っちゃったんです(未熟ですね)。


すると、すかさず個展の運営スタッフさんが、「西野さん!」と横から入ってきて、「我慢してください」という目を向けてきました。
本当にありがたいなぁと思いました。

会期中であろうが、僕が「辞めよう」と決めたら、パフォーマンスではなく、本当に辞めちゃうことを彼らは知っているわけですね。

自分の性格がクズすぎることは重々承知しているのですが、でも本当に僕は「我慢」というものができないんです。
実際、「はい、終了。撤収」という言葉が、喉まで出かかっていたのですが、それをスタッフさんが止めてくださいました。

それによって、どれだけのお客さんが救われたかを想像すると、感謝してもしきれません。
彼らも僕と同じ思いだったハズなのに、グッとこらえて、クソ西野を制止したのです。


毎年開催しようと思っていましたが、「営業妨害だ!」と怒られてしまったので、さすがに、もう「満願寺」で個展を開催することは二度とありませんが、ただ、この場所の魅力は一人でも多くの方に知っていただきたいので、予定通り、5月12日までは個展を続けて、全国からたくさんのお客さんをお呼びしたいと思います。

今回の一件で、より価値が出てきました。
この景色が見れるのも、2019年5月12日まで。

他の予定を後回しにして、この機会に是非、遊びにいらしてください。
後悔はさせません。

お店の前を塞いでしまってごめんなさい。
いつも、本当にありがとうございます。

今日は16時半頃に会場に行きます。
夜までいますね(*^^*)

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