タイトルにありますとおり、僕の地元「兵庫県川西市」で開催する新作個展『チックタック 光る絵本と光る満願寺展』(4月28日~5月12日)の制作費が3000万円を超えてしまうことが発覚し、家計が火の車です。

先月の会議で、「制作費は1500万円ぐらいじゃないかしら?」と呟いたスタッフか僕を(たぶん、僕を)全力で殴りたいです。


「いやいや、クラウドファンディングで4230万円集まってるから大丈夫じゃん!」と思われる方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、クラウドファンディングの支援総額というのは、そういうことじゃなくて、
「支援総額が1万円で、リターン(お礼品)に使うお金が8000円であれば、手数料を抜かれて、プロジェクトに使える予算は0円
というのが“クラウドファンディングの支援総額”なわけです。
もちろん、なるべくそうならないように設計していますが、いずれにせよ、4230万円使えるわけではないんですね。

先日、ダメ元で「ちなみに今度の個展は採算とれないっすよね?」と田村Pに訊いてみたところ、
「とれるわけないやん。入場料500円(子供無料)やで? 無理!アホなん?」と返ってきました。

無理なものは無理らしいです。

新作『チックタック ~約束の時計台~』のプロモーション費として捉えても高すぎますが、でも、まぁ今回の個展は、僕を生み、育ててくれた地元への恩返しなので、べつにイイっす。

今回は光る絵画を屋外展示するだけでなく、個展会場となる『満願寺』そのものをライトアップするわけですが、世の中にクラウドファンディングというものがなければ、入場料500円(子供無料)の個展で、こんなデタラメなことはできなかったわけで……つくづく、この時代に生まれて良かったと思います。
▼照明テストを繰り返す日々

少し真面目な話をすると、ナンジャカンジャで僕はスタッフさんやサロンメンバーの皆様に、それはもう絶滅危惧種のように大切に育てられておりまして、そんなヤツがデタラメなことを仕掛けていかないと、現代は息苦しくてたまらないです。

▼現在、日本橋三越で開催中の『えんとつ町のプペル 光る絵画展』の中の『えんとつ町のプペルVR』の様子。三越さんということもあり、VR史上、もっとも上品なお客様。


僕がデタラメな球を投げるのは、もはや「役割」のようなものなので、割りきってデタラメな球を投げ続けます。
死んだら、骨を拾ってメルカリで売ってください。

漫才コンビ「キングコング」では“ツッコミ”という立ち位置でやらせてもらっていますが、生き方としては“ツッコミ”なんぞに1ミリの興味もございません。
誰よりもボケ続けます。

宜しくお願い致します。


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