以前おこなったクラウドファンディングのリターン『あなたの会社の会議に西野が参加します』がスタートしました。
言ってしまえば、「コンサルティング」というやつですね。
今回、コンサルティングする会社は79社
アイデアを出すだけでは薄っぺらいので、そのアイデアを形にする際に、僕や僕のオンラインサロンがお手伝いできる事柄をいくつか提案してみました。

企業さんが抱えている悩みの9割近くが『広告』の問題で、そこは自分の得意分野でもありますので、難しい問題であればあるほど興奮するのですが、一方で「コンサルティング」をしている自分に一抹の気持ち悪さも覚えます。

僕の目標はエンターテイメントで世界を獲ることで、まだ何も成し遂げてはいないので、テメエはまだ人様にアドバイスできる立場でもないだろう、と。

やっぱりプレイヤーとして最前線で戦って、自分のプレイで、自分の作品で、世の中を圧倒してナンボです。
相談にのるのは程々にしておいて、キチンと自分でシュートを撃とうと思います。



来月。
絵本最新作『チックタック ~約束の時計台~』をリリースします。
制作に3年を費やしました。

サロンメンバーは制作過程のイチイチを知っていますが、実は、こぼれ話として、今作品は、「主人公が作品完成間際でチェンジする」というハプニングが起きました。

「ハプニングが起きた」というより、「西野が土壇場でワガママを炸裂させた」といった方が正しいかもしれません。

もともとは、主人公はコイツだったのです↓

ですが、背景にのせてみると、どうもシックリこず……


まもやく完成というタイミングで、「主人公を変えましょう!」と、まさかの西野亮廣。
ひっくり返るスタッフをよそに、一人、鉛筆を走らせます。
そんな経緯で生まれたのが、コイツの二人。
『チックタック』と『ニーナ』です。

背景に当てはめると、こっちの方がシックリきます。




最初のキャラクターもかなり気に入っていたのですが、画面のサイズと手足の長さが合ってなかったのだと思います。

イラストと文章が出揃って、すべてをガッチャンコさせてみると、どうもバランスの悪い箇所が見つかって、その部分(制作3週間分)はゴッソリとカット&再編集。
おかげで、発売日は大幅に遅れるや何やらで、チームの皆様には、ひたすら平謝りするしかないのですが、何十年も愛される作品を作ることを考えると、ここは妥協できません。

そんなこんなで3年もの月日を費やして、ようやく完成した『チックタック ~約束の時計台~』

絵本の帯には…

にしのあきひろ作品史上、
もっとも残酷で、
もっとも美しい物語。

と、あります。
過言ではないと思います。

あとは、この作品を一人でも多くの方に届けるだけです。
作品を届けて、作品を完成させる。
『チックタック ~約束の時計台~』制作、最後の仕事です。

そこで、現在挑戦中のクラウドファンディングで、こんなリターンを追加しました。
商品説明欄にもありますとおり、こちらの作品は、『チックタック ~約束の時計台~』リリース以降は、満願寺(兵庫県川西市)でしか発売されないので、インターネットで手に入れられるのは、この機会しかありません。
興味がある方は→コチラから

命を削って生んだ作品なので、
命を削って届けます。
一人でも多くの人に届けようとしてジタバタしている西野がいたことを覚えておいてください。
必ずヒットさせます。
応援、宜しくお願い致します。



【オンラインサロン】
毎日、議論&実験&作品制作&Webサービスの開発&美術館建設を進めています。
んでもって、ビジネス書に掲載するレベルの記事を毎朝投稿しています。
今朝は「違和感をデザインせよ」というテーマで記事を投稿させてもらっています。
興味がある方はコチラ↓