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「え? このアイデア、ダメなの? …ピンチじゃね?」
【キンコン西野】世界のTOYOTAからオファーを受けるも大苦戦!どうなる?『新型クラウン』プロジェクト!
チョーシに乗って、世界のTOYOTAさんの『新型クラウン』のラッピングカーのデザインの依頼を引き受けてしまいました。
自分が車のデザインをできない人間であることに気がついたのは、オファーを引き受けた後で、時すでに遅し。
先方さんは光のスピードで『クラウン×西野亮廣』のサイトの制作に入られており、ラッピングカーの展示場所や日程も決定しちゃっていたのです。
早いぜTOYOTA!
発表は、2019年3月12日~17日の表参道ヒルズの正面玄関前!
9日後です!!
泣いても笑っても、その日は確実にやってくるので、とにかく作業開始です。
TOYOTAさんから出されたテーマは「革新」であったので、「世界のTOYOTAならではの『革新』って何だろう?」と考える西野氏。
まもなく、「職人さん達が何十年も繋いでくれた文脈の先にあるもの」と結論します。
これまで、たくさんの人の夢と人生を運んできたTOYOTAさんの偉大すぎる歴史は無視できません。
車体のフォルムで「新しさ」は十分すぎるほど表現できているので、この形に辿り着くまでには数々の歴史があったことを表現しようと思い、『新型クラウン』に過去のTOYOTAの新聞広告をラッピングしてみることにしました。
仕事が早いオンラインサロンメンバーの皆さま協力のもと、すぐさま、TOYOTAさんの過去の新聞広告を取り寄せて、新聞紙の『新型クラウン』をデザインします。
それが、コチラら。
うん!
なんかカッコイイ!
もちろん、コチラはTOYOTAさんに提案する用のラフのデザインで、本チャンはもっとキチンとやります。
それにしても、新聞紙の車が街中を走っていたら、新聞紙の車が表参道ヒルズの前に停まっていたら、イイ感じの違和感を出せて、アピールできそうです。
「御社は素晴らしい才能(西野亮廣という天才)を見つけましたね」とばかりに、さっそく自信満々にTOYOTAさんに『新聞クラウン』を提案する西野氏。
まもなく、耳を疑うような返事を頂戴します。
「あの…申し訳ないのですが、新聞広告は権利の関係で使用することができないんです…」
そりゃそうです。
新聞広告も誰かがデザインしたものであり、なにより、各新聞社の著作物でもあります。
そんなものを、芸人絵本ハゲが“おいそれと”使用できるわけがないのです。
なぜ、デザインし終えるまでに気がつかなかったのでしょう。
そして、サロンメンバーは、どうして教えてくれなかったのでしょう?
一番近くに敵が潜んでおりました。
そんなこんなで、振り出しに戻ってしまった『新型クラウン』ラッピングカープロジェクト。
もう本当に時間がありません。
【オンラインサロン】
毎日、議論&実験&作品制作&Webサービスの開発&美術館建設を進めています。
んでもって、ビジネス書に掲載するレベルの記事を毎朝投稿しています。
今朝は「町の作り方」というテーマで記事を投稿させてもらっています。
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