「そもそもラッピーグカーって、何ですか?」

キンコン西野はTOYOTAの期待に応えられるのか!?どうなる!?『新型クラウン』ラッピングカー


夜9時以降は大体酔っ払っておりますので、その時間帯に持ちかけられたオファーに関しては「いいっすねー!」の一択で、「気がつけば、オンラインサロンメンバーが埼玉の奥地で開催した文化祭に出演している」なんてこともあります(仕事でも何でもなく、プライベートで)。

その調子で、連日連夜「いいっすね!」「最高!」「やろう!」ばかり言っていたら、そのオファーの中に世界のTOYOTAさんからのオファーが混じっておりまして、新型クラウン』のラッピングカーの依頼を受けてしまいました。

「受けてしまった」というのは、まさか「やりたくない」という意味ではなく、「僕には荷が重い」という意味です。
『クラウン』の歴史を調べれば調べるほど、荷の重さを知ることとなるわけです。

今回の『クラウン』は15代目で、初代クラウンが登場したのは、なんと1955年!
実に半世紀以上もの間、職人さん達がバトンを繋いできたわけですね。
初代クラウン

血と汗と涙の結晶です。
職人さんとファンが築きあげてきたブランドです。
そんなものと、キングコング西野こと「五反田の酔っ払い」が軽いノリで向き合っていいわけがなく、そりゃあもう、相当の責任があるわけですね。
プレッシャーに押し潰されて、完全にハゲてしまった西野氏

しかしながら、もう受けてしまった仕事で、泣いても笑っても『締め切り』はやってきます。
今回デザインしたラッピングカーは、2019年3月12日(火)~17日(日)の6日間、表参道ヒルズの正面玄関前に展示されます。

11日後です!!

プレッシャーに押し潰されてハゲている場合じゃありません。
とにもかくにも、作業を開始せねばなりません。

というわけで、さっそくアトリエに籠る西野氏ですが、ここで一つの疑問にブチ当たります。


「そもそもラッピングカーって、何?」

清々しいほどバカです。

「ラッピングカー」が何かも分かっていないのに、世界のTOYOTAさんからのラッピングカーの依頼を受けてしまったのです。
「こんな男は死ねばいいと思いますよ」(関係者A)

慌てて、「ラッピングカー  Wikipedia」と検索する西野氏。
すると、『カーラッピング』という言葉がヒットします。

【カーラッピング】
カーラッピングとは、インクジェットプリンターでプリント出力したフィルムを車体に貼って、車をデザインするという加工、装飾方法です。 車体まるごとフルラッピングすることも、部分ラッピングすることもできます。


なるほど。
どうやら、デザインしたフィルムを車に貼る行為を『カーラッピング』といい、カーラッピングされた車のことを『ラッピングカー』と呼ぶようです。

では、これまでに、どんな『ラッピングカー』があったのでしょうか?
それすら知らない西野氏は「ラッピングカー」で画像検索を始めます。
すると、出てきたのが、コチラ。


なるほど。こういうヤツですね。
ここにアップした車は可愛らしくてステキですが、一歩間違えると『痛車(いたしゃ)』と呼ばれてしまいかねないスレスレのラインです。

【痛車】
痛車(いたしゃ)とは、車体に漫画・アニメ・ゲームなどに関連するキャラクターやメーカーのロゴをかたどったステッカーを貼り付けたり、塗装を行うなどして装飾した自動車。


この車を『痛車』にするわけにはいきません。
まずは気をつけなければならないのは、その点ですね。

西野氏といえば代表作『えんとつ町のプペル』がありますが、まさか『えんとつ町のプペル』をラッピングするわけにはいきません。
そもそも、上に挙げた『ポケモン』や『奈良』と違って、今回は「クラウン×えんとつ町のプペル」ではなく、「クラウン×西野亮廣」なので。



では、“西野亮廣がデザインするクラウンの正解”とは一体何なのでしょうか?
なかなか難しい問題です。
答えは簡単には見つからなさそうです。

そんな中、こんな動画を見つけました。。

ヤバイ!

なんか期待されてる!!


今、西野亮廣の頭の中にあるアイデアは、ただ一つ。
小山薫堂さんか佐藤可士和さんにお願いしよう!」


泣いても笑っても、3月12日はやってくるぞ!
どうなる?
『クラウン』ラッピングカープロジェクト!

#ニシノクラウン

(つづく!!)




【オンラインサロン】
毎日、議論&実験&作品制作&Webサービスの開発&美術館建設を進めています。
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今朝は「映画『えんとつ町のプペル』の作り方」というテーマで記事を投稿させてもらっています。
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