2013年の1月にニューヨークでの個展開催費用をクラウドファンディングで集めたところ大炎上しました。
企画内容に対してではなく、「クラウドファンディングをやった」ということに対して、「乞食」「宗教」といった言葉を浴びせられました。
クラウドファンディングが日本に浸透したのは、その数年後です。

『えんとつ町のプペル』を全ページ無料公開した時も、これまた大炎上しました。
「そんなことをしたら、クリエイターが食っていけなくなる!」「そんなことも分からないの?」といった言葉を浴びせられましたが、その半年後には、新刊の無料公開は広告戦略のスタンダードになりました。
この調子で僕の炎上史をあげていくと、巻物並みの長さになるので、この辺にしておきます。

ことあるごとに炎上を繰り返してきて、その都度、「炎上商法だー!」とヤイヤイ言われてきたのですが、「なんで、こんなことを炎上させてんの?」と常々思っていました。

クラウドファンディングや無料公開が皆さんの選択肢になることはもう決定しているのに、その選択肢を片っ端から潰していって、自分の首を絞めている人達を見て、いつも不思議でしかたありませんでしたが、「動物は知らないものを嫌う習性を持っている」という説明を受けて、なるほど納得がいきました。

「悪いものを嫌う」ではなく、「知らないものを嫌う」という話です。

その為には、まず、知ろうとしてもらわないといけないのですが、どっこい、人は理屈では動かず、実績でしか動きません。

このことについて、今朝のオンラインサロンでメチャクチャ良い感じの記事(長文!)を書いたので、チェックしてみてください。

ある日、Twitterを辞めました。
ヤイヤイ言ってくるTwitter民を説得するのは時間の無駄で、論破したところで相手が抱えている負の感情が大きくなるだけなので、そこに費やしていた時間を圧倒的な結果を出す為の時間に充てました。
結果、コッチの方が早いです。

きっと、今も、あの日の僕のように「なんで分からねぇんだよ!」と地団駄を踏んでいる人がいると思います。
まったく的外れ(時代遅れ)な批判に対して、「いや、そうじゃなくてね…」と説得に追われている人がいると思います。
その人に対して、僕がアドバイスをするなら、一言だけです。

「どれだけ説得しても無駄だから、とっとと圧倒的な結果を出せ。圧倒的な結果が説得してくれる」

です。
も一つ付け加えると、
「説得に逃げるな。圧倒的な結果を出すことから逃げるな。圧倒的な結果を出せば世界が変わることはもう分かってんだろ? やれ!」
です(*^^*)

僕も頑張ります。
あなたも頑張って。


(おしまい)


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今朝は「プラットフォームにならざるをえなくなった芸能事務所」というテーマで記事を投稿させてもらっています。
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