どうも西野亮廣です。

僕は『西野亮廣エンタメ研究所』というオンラインサロンを運営しています。
現在、会員数は2万1000人で国内最大のサロンとなっております。

西野亮廣エンタメ研究所』のメインコンテンツは僕が毎朝投稿する本気記事なので、ほぼメルマガだと思っていただいて構わないのですが、ときどきサロンメンバーの皆様と一緒にWebサービスを作ったり、大きなイベントを運営したり、絵本を作ったり…と双方向なやりとりをしているので、その辺は所謂オンラインサロンです。

今はサロンメンバーの皆様と一緒に『えんとつ町のプペル美術館』を中心としたを作っておりまして、今年の頭には、その町の一号店となるスナック『Candy』(えんとつ町店)がオープンしました。
オーナーはもちろん、サロンメンバーです。

昨日、スナック『Candy』(えんとつ町店)のオーナーの三浦さん御夫婦が、初月の売上を公開されていました。こちらです↓
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兵庫県の片田舎。
一日の乗降客数2000人ほどの無人駅から徒歩20秒という立地にあるスナックとしては、かなりの好スタートを切った感があります。

これも、三浦さん御夫婦の人柄や、サロンメンバーの後押しや、なにより、地元の皆様の応援があってこそ。
長く愛される店になって欲しいです。
僕もチョコチョコ遊びに行っています。今月も行きます。

美術館の建設準備を進めながら、同時に、地元の皆さんの憩いの場となるフリースペースや、遠方から来られた方のゲストハウス等の準備も進めていて、『西野亮廣エンタメ研究所』は今日も元気にやっています。


次から次へと新しい案件がスタートして、これといった揉め事もないので、順調といえば順調なのかもしれません。

ただ、『西野亮廣エンタメ研究所』は順調でも、オンラインサロン業界は、いよいよ正念場を迎えているなぁという印象です。

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正念場のオンラインサロン業界
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新世界新世界
1,435円
Amazon

新刊『新世界』にも書きましたが、オンラインサロンのバブルは去年の夏前には弾けています。

「オンラインサロンのメリットを理屈で説明できる人はいても、オンラインサロンの運営ができるオーナーがそんなにいなかった」というのが僕の率直な感想です。

1000人のイベントをするのと、1000人のコミュニティーをハンドリングするのは、まったく別競技で、1000人のイベントと違って、1000人のコミュニティーは最大1000人が自分の考えを発信できてしまうので、その分のメリットもある一方で、その分のリスクもあります。

ほとんどの人がチームを率いたことがないまま、申請だけ通せば、いきなりサロンオーナーになってしまえるので、その辺のリスクコントロールができずに、「サロンに入ったけどクソだった」という退会者を量産して、オンラインサロン全体のイメージを下げているのが今だと思います。

「比較的簡単にプロ(サロンオーナー)になれてしまうことが、業界の評判を下げている」というスパイラルに入っているので、対策としてはプラットフォーム側が(目先の売上が落ちようとも)「申請を通すハードルを上げる」というのがあるのでしょうけど、僕個人的には『比較的簡単にプロになれてしまう業界(たとえば、YouTube)』が好きだったりするので、悩ましいところですね。

もっとも、僕は既存のオンラインサロンのプラットフォームは利用せず、自社で僕専用のオンラインサロンの入会ページを作っているので、オンラインサロン業界がコケたら、翌日から、オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』を、メルマガ『西野亮廣エンタメ研究所』に改名すればいいだけの話なので、自分のことだけを考えたら、どっちに転んでもイイっす。

ただ、やっぱり、頑張っている人(もがいている人)は可能なかぎり応援したいので、自分がコミュニティー運営で身につけたノウハウを聞かれたら、全部、お話しします。

だいたい毎晩、五反田界隈で呑んだくれているので、探しだして、声をかけてみてください。
一緒に頑張りましょう。


※今日は結構大事なことを書いたので、この記事を感想込みでシェアしていただけると嬉しいです。エゴサーチで探しにいきます(*^^*)



【オンラインサロン】
毎日、議論&実験&作品制作&Webサービスの開発&美術館建設を進めています。
んでもって、ビジネス書に掲載するレベルの記事を毎朝投稿しています。
今朝は「イメージとデザイン」というテーマで記事を投稿させてもらっています。
興味がある方はコチラ↓