【2015年・年末】
「オンラインサロン」に興味を持ち、ニコニコ生放送中に、オンラインサロンのプラットフォーム『シナプス』のスタッフさんに相談をしたところ、「西野さんはウチのサービスの審査に通すかどうか悩む…」的なことを言われ、直後、個人でオンラインサロンをシステムから立ち上げることを決める。


【2016年・年明け】
一度「やる」と決めたら、マジでトコトンやる男なので(必ず大きな規模になることが見えていたので)、
「オンラインサロンをやろうと思ってるんだけど、一緒にやらない?」
と吉本興業(マネージャー)を誘ったところ、

「オンラインサロン? なんですか?それ。ちょっとよく分からないので勝手にやってください」

と返ってきたので、「勿体ないなぁ」と思いながら、『西野亮廣エンタメ研究所』の前身となるオンラインサロン『秘密結社おとぎ町商工会』を個人で立ち上げる。

当初は今のような入会ページはなく、BASE(ネットショップ)で、半年間(2016年1月~6月)の入会チケットを販売する方法をとっていた。



【2016年・春】
まだまだ手探りの運営。
今のように毎日記事を更新しているわけでもなく、「気が向いたら更新」という雰囲気だった。
どちらかというと、まだ『お笑い芸人キングコング西野ファンクラブ』の要素が強く、メンバーも女性の方が多かった。


【2016年・8月】
初のビジネス書『魔法のコンパス』を出版。
10万部のヒット。
この頃から、ビジネス層からチヤホヤされるようになり、サロンメンバーの男女比が逆転した。


【2016年・10月】
絵本『えんとつ町のプペル』を出版。
38万部のヒット。
メガヒットの裏にサロンメンバーあり。
クラウドファンディングでの制作費の調達から、出版後の話題作りまで、連日、サロン内で会議を繰り返した。
当時のサロンメンバーは500名弱。

【2017年・1月】
『えんとつ町のプペル』を全ページ無料公開して、凄まじく炎上するも、「無料公開」に対してキレているクリエイターさん達に対して、「どこまでバカなんだ!無料公開を否定したら、お前が死ぬぞ、マジで!」と逆ギレ。

これにより、さらに炎上するしたが、「我、関せず」で一切助け船を出さない薄情なサロンメンバー。

この時、世間の遅れっぷりに凄まじく腹を立てた西野は、現代の広告についてまとめた一冊『革命のファンファーレ』を一瞬で書き上げる。

『秘密結社おとぎ町商工会』から『西野亮廣エンタメ研究所』に改名。
改名した理由は「サロン名で、活動内容が伝わった方がいいから」



【2017年・春~夏】
スナック『Candy』の立ち上げや、Webサービス『しるし書店』『レターポット』の開発をスタートさせる。
同時に、それらを運営する『株式会社スナック』『株式会社おとぎ町』『株式会社にしのあきひろ』を立て続けに立ち上げる。
次々に立ち上がる新規事業に振り回されるサロンメンバー。
西野自身の活動内容が大きく変わったので、『革命のファンファーレ』をゼロから書き直す。


【2017年・10月】 
ビジネス書『革命のファンファーレ』を出版。
17万部のヒット。
『革命のファンファーレ』のヒットにより、『西野亮廣エンタメ研究所』に本格的に注目が集まり始める。
サロンメンバーに会社経営者が増えはじめたのも、この頃。

オンラインサロンの運営が大体分かってきたので、本格的に入会ページを作って、サロン運営に本腰を入れることを決意した。


【2017年・年末】
サロンメンバーにテスター(試しに使って、意見をくれる人)として参加してもらっていた新サービス『レターポット』のリリース直前に、当初予定していた「換金機能」を『レターポット』のサービスから外すことを決める。

この決定にはサロンメンバーからも非難の声が上がり、サロン内で過去最大級の炎上が起こる。
それでも西野は「換金装置は外す」の一点張り。

第一回の開発会議の様子。当時の計画の中には、まだ「換金装置」があった。


【2018年・1月】
『西野亮廣エンタメ研究所』の入会ページを一新させて、これまで数百人規模だったサロンを数千人規模にすることを宣言。
「人数が増えるとコミュニティーが薄まる」という通説に「それホント?」とメスを入れる。


【2018年・2月】
振り袖レンタル業者「はれのひ」が夜逃げしたことによって、成人式に出られなかった新成人に『成人式(リベンジ成人式)』をプレゼント。
数百名のサロンメンバーがボランティアスタッフとして参加。
この式の開催費用はオンラインサロンの売り上げ(株式会社にしのあきひろ)から。


【2018年・3月】
世間からの評価が高まって、アンチもいなくなり、すっかり居心地が良くなってしまったことに気持ち悪さを覚え、「もっと死にかけることをひたい!」と思っていたころに、地元(川西)の幼馴染みから「川西を盛り上げたいんだけど、これがなかなか難しくて…」とSOSが入る。
「地方創生」を『西野亮廣エンタメ研究所』のコンテンツの一つにして、サロンメンバーと共に川西に『えんとつ町のプペル美術館』を作ることを決める。


【2018年・夏】
サロンメンバーが運営スタッフとなり、過去最大規模(2000席)の『サーカス! ~世界で一番楽しい学校~』を開催。

【2018年・秋】
『バカとつき合うな』『新世界』『ほんやのポンチョ』の3刊連続リリース。
西野作品の累計発行部数が100万部を突破。
『西野亮廣エンタメ研究所』も1万人を超えるチームとなり、あらためて運営方法を見直すことに。


新世界新世界
1,435円
Amazon
ちなみに、『ほんやのポンチョ』のPVを作ってくれたのはサロンメンバー。

【2018年・年末】
5日間の音楽フェス『天才万博』の一日を貸しきって、『西野亮廣エンタメ研究所』の大忘年会を開催。スタッフも出演者もお客さんも、全員、サロンメンバー。


【2019年・1月】
『えんとつ町のプペル美術館』建設に先駆けて、美術館建設予定地から徒歩一分のところで、サロンメンバーが運営するスナック『Candy』がオープン。
地元の皆様とサロンメンバーとの交流の場となる。
『西野亮廣エンタメ研究所』の会員数は2万人を突破。


これからもエンターテイメントと真剣に向き合っていきます。
引き続き、応援宜しくお願い致します。

西野亮廣


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