乙武さんの『義足プロジェクト』に支援する為に立ち上がったOWNDAYS田中さんのクラウドファンディングの支援総額が早くも300万円を突破。乙武さんプロジェクトが今、大変な支持を集めています。
先日もお伝えしましたが吉本興業発のクラウドファンディング『SILKHAT(シルクハット)』は、僕のワガママから生まれたプラットフォームなので、責任を持って、改修工事や運営アドバイスなどをやらせてもらっています。
毎日どこかで開催されている若手芸人の単独ライブの制作費調達およびグッズ販売は、基本的にはクラウドファンディング上でやった方がいいと思います。
「単独ライブ当日にLIVEグッズの供給と需要に大幅なズレがあることを知る」というミスを芸人は、もう何十年も繰り返していて、そこで制作費のロスが発生して、誰も得していないので、クラウドファンディングのリターンで単独ライブのグッズを出して、事前に、ある程度の需要を把握しておいた方がいいでしょう。
これからの時代に芸事で食っていこうと思うのなら、本当はこういうことを基礎知識として入れておかなければならないのですが、芸人は、こういうことを知らなくても食えた時代(バブル)があったので、出遅れてしまっている感は否めません。
ですが、僕が知るかぎり、今、テレビや舞台で活躍されている芸人さんは本当に才能がある方ばかりなので、押さえるポイントをキチンと押さえておけば、今いる場所よりも、もっともっと遠くにいけると思います。
そんな中、ブロードキャストの房野君やオリエンタルラジオの中田君達が、かなり危機感を持って、これまでの芸人とは違う道を探っている姿に胸が踊ります。
『芸人』を「職業」と捉えるか、「生き様」と捉えるかかで、解釈が変わってくるとは思うのですが、「生き様」として捉えるのであれば、中田君のアクションなんて芸人そのもので、一ファンとして応援させてもらっています。
他にも、又吉君や、渡辺直美ちゃんや、DJダイノジさんや、僕の相方の梶原君など……吉本興業には『芸人2.0』的な動きを見せる芸人さんがポコポコいて、それでいて社長が「ええやん。おもろいやん。やろう！」の人なので、あらためて面白い事務所だなぁと思っています。
これから、スポンサーさんからの広告費ではなく、一般の方からのダイレクト課金の割合が増えてくるので、一時期、ドラマやグルメ番組に芸人の才能が流れたように、これからはモノ作りや、ビジネスに芸人の才能が流れると思います。
世間は平気で5~6年遅れてくるので、「芸人のくせに○○をしやがって」と言われているウチがチャンスっすね。
今の芸人は、結構、面白い時代に立ち会っていると思います。
僕もそこそこ頑張りまーす。
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明後日は宮崎にいくよー