3ヶ月連続で新刊をリリースするキングコング西野の広告戦略

書店員さんとの呑み会を繰り返すキンコン西野の狙いとは!?

おはようございます。
最近、仕事そっちのけで呑んでばかりいるキングコング西野です。

10月、11月、12月…と3ヶ月連続で新刊をリリースすることになりました。
去年だと『革命のファンファーレ』、一昨年だと『えんとつ町のプペル』……発売時期になると、地上波の情報番組が放っておけないほどネット側から仕掛けまくったわけですが(たぶん、そこそこ結果を出せたと思います)、「なんだか、これを繰り返していても、同じ層に繰り返し届けているだけで、拡がっていかないなぁ」という思いが頭の中をグルグル巡っていました。

一応、ディズニーに追い付け追い越せでやらせてもらっているものですから、これまで自分のことを応援してくださっている方々ともバチクソ向き合った上で、「キンコン西野? は? 誰それ?」という人達にも届けねばなりません。

そこで今回は、「郷に入れば郷に従え」「餅は餅屋」というわけで、本を届けてくださるプロ中のプロである書店員さんから御指導御鞭撻を頂戴たてまつりまくることに決めました。

いや、これまでだって、時間が空けば書店の挨拶まわりをして、求められればサイン本を書かせてもらっていたのですが、そういう距離感ではなくて、もっともっと懐に飛び込んでいこう、というのが今回です。

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書店員さんの愚痴と、熱い想いを徹底的に聞く!
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そんなこんなで、私、書店員さんと呑みに行ってまいりました。
仕事で長野に行く機械があったので、今回は、長野の書店員さん達と。

長野という“同じ地域にある別のお店”の書店員さん達なのですが、競合店のツマンネー小競り合いなどは一切見受けられず、「本の面白さを、たくさんの人に知ってもらいたい」で1つにまとまっていて、グッとくるものがありました。

本屋さん側が今、取次や出版社に対して抱えている“大きな声では言えない不満”を語ってもらい、同席してくださった出版者のスタッフさんに「この問題、なんとかなりますか? ていうか、なんとなしてもらえますか?」とキラーパスを出す西野氏。

新世界新世界
1,500円
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やっぱり大切なのは現場の声で、そこに耳を傾けないとどうにもなりませんので、呑み会の間も東京から続々と届く仕事のLINEにガン無視を決め込んでやりました(翌朝、キレられました)。

書店に飾る用の色紙にサインをする西野氏。

酒を呑み始めると、「イイっすね!」「最高っすね!」「やりましょう!」の3単語しか使用しなくなるところがキンコン西野の可愛いところで、後半は、出版の話はそっちのけで、長野の書店員さん達と一緒にマラソン大会に出場することで話がまとまっていました。
「俺、長野のマラソン大会に出るから、スケジュールを押さえといて」という謎の指示をされたマネージャー須藤氏。

今回、書店員さんと膝を付き合わせて呑んでみて良かったなぁと思えたのは、出版業界が抱えている問題がより明確になったことと、そして、それが解けない問題ではないというのとが分かったこと。

「システムの改善と根本まで染み込んだ常識のアップデートの両方が必要だなぁ」と意識高い系(日本代表)のキングコング西野は思うわけでありました。
なかなかディープな問題であるので、こちらの踏み込んだ話はオンラインサロンの方で話させてもらいます。

今朝のサロンの記事は10時頃にアップさせていただきます。
宜しくでーす。

#書店員さんとの飲み会は今後も続けていきます


【オンラインサロン】

毎日、議論&実験&作品制作&Webサービスの開発を繰り返しております。
西野の『ブログでは言えない話』も毎日更新しています。
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