大学vsオンラインサロンの行方やいかに?

「大学なんて行くぐらいなら、オンラインサロンに入った方がイイ」ってホント?

おはようございます。
キングコング西野です。

昨夜は『ゴッドタン』に呼び出されました。
内容は「企画タイトル」からお察しください。
ええ、完全に死にましたよ。
『劇団ひとりvsキングコング西野』再び!(11月3日放送)

さて、本題です。

知っている人は知っているし、知らない人は知らないと思いますが、僕は現在、国内最大のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』を運営しています。

メンバーは現在1万1000人。
満席の両国国技館ぐらいです。

もともとオーナーの僕がアレやコレやと発信する男であるし、くわえて、この人数ですから、そこには上場企業の社長からホームレスまで、本当にあらゆる肩書きを持ったメンバーがウゴウゴしています。

自然と経済圏ができあがっておりますので、『西野亮廣エンタメ研究所』の中で働いて、飯を食っている人もいます。

そんな感じでやらせてもらっているので、ここ最近、SNS界隈を賑わせている「大学に行くぐらいなら、オンラインサロンに入った方がいいの?」という質問は、僕のところにも届いています。

今日は、この質問に答えたいと思います。

まず大前提として僕は高卒です。
「大学に進む」という選択肢が無かったほどの落ちこぼれで、もちろん大学生活を経験していないので、『大学orオンラインサロン』の天秤の精度は極めて低いです。
そのことを踏まえて、お聞きください。

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やっぱり大学ってスゴい!
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今、多くのインフルエンサー(と呼ばれる人達)がオンラインサロンをやっていますが、当然、サロンによって内容は全然違います。

もしかすると本当に大学の役割を担っているサロンもあるかもしれません。
インフルエンサーと呼ばれるぐらいですから、「今、何が必要で、何が不必要なのか」に関しては人一倍敏感だと思います。
その発信は本質的で、大学の講義よりも実践的な内容であることが多いのかもしれません。

ただ、海外を飛び回り、国内の場末のスナックを呑み歩いている僕に言わせると、日本の中心は港区ではなくて、田舎で、そこは最終学歴がモノをいう世界です。

『西野亮廣エンタメ研究所』卒より、『東京大学』卒の方が、その後の身動きがとりやすいのは間違いありません。
僕自身、「そりゃ大学の先生よりかは面白い内容をお届けできているだろうなぁ」という自負はありますが、どっこいココは学歴社会で、それは今日明日でひっくり返るモノではありません。

「大学に行くぐらいなら、オンラインサロンに入った方がいいの?」

という質問に対しては、「大学で学ぶ内容はさておき、ナンジャカンジャ言って学歴ってやっぱり強い武器なので、安く見ない方がいいかも」です。

おそらく、多くの方が持たれている違和感は、「学歴なんて要らないよ」「大学なんて行かなくていい」という人達に限って、有名大学を出ているという点だと思います。

高卒の僕からすると、そこには「大学を経験したからこそ『大学を要らない』と言える」という説得力が見えます。
一方で、
「この人、自分が学歴の恩恵をホンノリ受けていることをカウントしてねーな」
と思う場面も少しだけあります。

死に物狂いで努力されて、のし上がった人達なので、御本人的は本当に学歴には頼っていないと思いますが、
ただ、兵庫の山奥の高卒脳(僕)から、その人達を見たら、「この人、なんかメチャクチャなことを言っているけど、有名大学を出ているから、たぶん、何か考えがあるんだろうな。もう少しだけ話を聞いてみよう」となります。

そこには、ほんの少しだけ学歴の恩恵が発生しますよ、という話です。

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『西野亮廣エンタメ研究所』って?
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あと、これはウチのサロン『西野亮廣エンタメ研究所』に限った話かもしれませんが、そもそも他のサロンと前提が大きく違うのが、「基本、『西野亮廣エンタメ研究所』は読み物である」という点ですね。

もちろん、行動を起こしたい人の受け皿は山ほど御用意していますか、
「行動を起こしたくても、行動を起こせない人」「事情があって行動を起こせない人」
「単純に地方に住んでいるので、イベント等に参加できない人」
のことを僕は置いてけぼりにしたくないので、基本は読み物として成立するように、かなり本腰を入れて書いた記事を毎日投稿しています。

つまり、『西野亮廣エンタメ研究所』に関していえば、「大学に行くか? オンラインサロンに入るか?」という問題は、「大学に行くか? 週刊誌を読むか?」という不可思議な二択で、そもそも比べるもんじゃねーという話です。

大学に行きながら週刊誌(西野亮廣エンタメ研究所)を読んでいただければ、と思います。
 
月額1000円(年間1万2000円)なので、大学との両立が可能な額かと思います。

そんなこんなで、今日は、このあと『西野亮廣エンタメ研究所』に移動して、「1万人超えのコミュニティーのリスク」というタイトルで、かなり踏み込んだ記事を書こうと思います。

興味ある方は、是非、読んでみてください。


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