皆さん、こんにちは。

今日は、16時頃に『えんとつ町のプペル光る絵本展in LONDON』の会場に行こうと思います。

「お手伝い」という名目でロンドンについてきた小谷夫婦は、「ちょっとパリに行ってきますわ」と言って、パリに行ってしまわれました。
「ここからパリは2時間半ほどで行けまんねん」と御夫婦。


さて。

ここ最近は、11月に発売する新刊『新世界』の原稿を無料公開しまくっています。

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無料公開の狙いは勿論、新刊の宣伝。
そして、皆様の反応を見ての加筆修正。
ブログ上で編集をして、完成品を紙の本でお届けしようと思っております。


1年前も同じこと(無料公開)をしたのですが、その時は
「そんなことをしたらクリエイターか食いっぱぐれる!」
と非難轟々。
大炎上させられて、「炎上商法」などと言われたものです。

今や書籍の無料公開は販売戦略のスタンダードになり、「たった1年で、こんなにも変わるんだなぁ。つーか、そんなことよりも、一回、謝ってくれねぇかなぁ」と思っております。

「炎上させたヤツ、一回謝れ」と思ってる西野inロンドン

でも、まぁ、出版業界が盛り上がるのは、僕にとっても有難いことなので、(いろいろ思うところもありますが)この辺にしておこうと思います。

そんなこんなで、今日も『新世界』の原稿を公開します。

新刊『新世界』は、3部構成になっておりまして、第2部は「オンラインサロン」について言及しております。

オンラインサロンに入ってみたい方や、オーナーとして、自分のサロンを立ち上げたい方は必読です。

それでは、その第2部「オンラインサロン」からの一ブロックをどうぞ。
(※この記事をシェアしていただけると嬉しいです)

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オンラインサロンのプラットフォームのサポート内容と手数料
(最新刊『新世界』より)
 

 

自分がオーナーとしてオンラインサロンの始める時の方法について、お話しするね。

始め方は二つ。


①  既存のプラットフォームを利用しちゃう。
②  入会ページや、決済の仕組みを自分で作って、全部自分で運営する。

 
堀江さんや箕輪さんは①。

堀江さんはDMMのプラットフォームを、箕輪さんはCAMPFIREのプラットフォームをそれぞれ利用している。

いずれもプラットフォーム側に申請を出して、審査が通ればスタート。

 

一方、ボクのオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』は②。
既存のプラットフォームは利用せず、自分で入会ページを作って、自分で運営している。
(入会はコチラ)
 

ぞれぞれの違いを説明するね。

 

結局、使うのはフェイスブック

 
既存のプラットフォームを利用しようが、ボクのように自前でやろうが、結局、サロンメンバーとコミュニケーションをとる時に利用するのは、フェイスブックの「非公開グループ」だ。

 

①  入会者をフェイスブックの「非公開グループ」へ案内。
②  退会者をフェイスブックの「非公開グループ」から削除。

 
プラットフォームを利用した場合は、この①と②の作業をプラットフォーム側がやってくれて、
自前でやる場合は、この①と②の作業を自前でやることになる。

 
オンラインサロンのプラットフォームに支払っている「手数料」の内訳は、『カード決済にかかる費用』に加えて、フェイスブックの「非公開グループ」への『入退会の作業料』と考えるといいと思うよ。

 

オンラインサロンのプラットフォーム手数料は10%~20%強。

 
とっても大切なことなので、ここは押さえておこう。

 
オンラインサロンのプラットフォームを利用する時に発生する「手数料」は、プラットフォームによって違っていて、だいたい10%〜20%強ほど。

 
キミのオンラインサロンの売上が100万円であれば、プラットフォーム側に支払う「手数料」は10万円~20万円。

キミのオンラインサロンの売上が1000万円であれば、プラットフォーム側に支払う「手数料」は100万円~200万円。

 

この数字を聞いて引っかかったと思うんだけど、そうなんだよ。

キミが頑張ってメンバーを増やせば増やすほどプラットフォーム側に支払う「手数料」がバカらしくなってくる。

 

ちなみに、自前で入会ページを作って、サロンを運営する場合にかかる費用は、入会ページの作成にかかる費用(最初だけ)と、カード決済手数料の3%ほど。
その代わり、メンバーの入退会の作業は自分でやらなきゃいけないよ。

 
ボクのオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』は1万人を超える大きなグループなので、さすがに入退会の作業はスタッフさんを雇って、作業をお任せしている。

ただ、こちらは「固定給」なので、人数が増えたからといって、「手数料」が上がるなんてことはない。

ボク的には、この形が一番理想かなぁと思ってる。

 
既存のプラットフォームを利用して、頑張ってメンバーを増やして「手数料が高いなぁ」と思った時には、時すでに遅し。  
そこからプラットフォームを卒業して、自前で始めるとなると、これまで頑張って増やしたメンバーが一旦ゼロになる。

 
ここを踏まえて、プラットフォームを利用するか、自前でやるかを決めた方がいいと思うよ。

 
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なんでプラットフォームによって手数料がこんなにも違うの?
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プラットフォームの手数料に10%~20%強という大きな幅がある理由って何なんだろう?

それは、サポートの充実度だ。

 
DMMさんは、手数料は少し上がっちゃうんだけど、その分、サポートが充実していて、イベント会場の貸し出しをやっていたり、他にも色々。

キミが、そこに手数料相当の魅力を見出だせるのならDMMさんのプラットフォームを利用するとイイと思う。

 
「べつに、イベント会場の貸し出しとか要らない」
「もしイベント会場を借りる時は、その時だけ自腹で払えばいい」

というのであれば、手数料が10%のCAMPFIREを利用するのもイイかもしれないね。

 
こちらは、そもそもフェイスブックの「非公開グループ」の利用を前提とした設計ではなく、そのプラットフォーム内でサロンメンバーとやりとりする設計になっている。

 
ただ、実際のところは、フェイスブックの「非公開グループ」でのやりとりの方がスムーズなので、結局、サロンメンバーをフェイスブックの「非公開グループ」に移動させることになる。

 その時、フェイスブックの「非公開グループ」への入退会作業はキミがやることになってくるので、自前のオンラインサロン(手数料3%)と作業量は変わらないのに、手数料10%を支払うということになってしまう。

その「プラス7%」を、どう受け止めるかは、キミ次第。
入退会の手続きや、決済まわりでトラブルがあった時に、プラットフォームを利用していれば、プラットフォームの責任になるので、「プラス7%」分はリスク回避代として考えることもできるね。


こうやって話していて思ったんだけど、『西野亮廣エンタメ研究所』の中で、ウチのサロンメンバーが、もっとカジュアルにサロンオーナーになれるプラットフォームを作ってもいいかもしれないな。

1万人もいれば、何人かは「自分のオンラインサロンを立ち上げたい」というメンバーがいるかもしれない。

ちょっと皆に聞いてみるよ。


~最新刊『新世界』より~

※「なるほどなー」と思った方は、シェアしてね。
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