「10年に一人の天才」と呼ばれた男

キングコング西野の“スゴイところ”を本人が解説してみた。


皆さん、こんにちは。
NSC(吉本興業の養成所)時代に、講師の先生方に「10年に一人の才能」と言わしめた20年に一人の才能だと思っている西野です。

昨日、オンラインサロンの中で『ほんやのポンチョ』の制作現場の様子を生配信したところ、すこぶる評判が良くて、味をしめています。

約50分の生配信がサロンメンバーから大好評



今回は、制作現場の生配信をしてみて、サロンメンバーの反応から見えてきた、キングコング西野の凄さの秘訣をキングコング西野が解説してみようと思います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
キングコング西野のスゴイところ①
シンプルに絵が上手い
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、キングコング西野はシンプルに絵が上手いです。

西野が0.03ミリのボールペン1本で描いたイラスト

以前、こちらのイラストを番組で紹介したところ、漫画家の原哲夫先生から「ゴーストライターがいるのだろう。プロが見れば分かる」と指摘されましたが、(原哲夫先生に恥をかかせて申し訳ありませんが)ゴーストライターはおりません。

プロが見抜けないほどの画力をお持ちです。

ポンチョの眉毛の位置を調整しているキャラクター担当のピエールさん。

 
僕のカラーの絵本は分業で作っているのですが、その時、こんな感じで紙と鉛筆と消ゴムで絵を描いて、細かい指示を出しています。
「こんな感じで、眉毛を顔の外に出していただけると…」と言いながらスラスラとキャラクターの表情を描く西野氏

一枚7~8分で仕上げる絵コンテの精度もなかなかのものです。

ときどき、スイッチが入ってしまい、本気すぎる絵コンテを描く場合もあります。
こちらは『えんとつ町のプペル』の時に発動した本気すぎる絵コンテ。スタッフはドン引き。

絵本だけでなく、Webサービスを作る時や、イベントを作るときも、「なんか、こんな感じで~」と絵を描くのですが、その絵がシンプルに上手いので、制作スタッフが想像するゴールのイメージが綺麗に一つにまとまります。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
キングコング西野のスゴイところ②
課題設定力と説明能力が変態的に高いっ!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今、Aという問題を抱えていて、それでも最終的にはBに行こうとしているわけだから、そこに繋げるにはCが必要だよね。よし、今日中にCをやろう」

というようなことを西野はよく言います。
『今、自分達がやらないといけないことは何なのか?』を最短距離で明確に、そして簡単に説明します。

この辺は漫才師として、寄席や営業で培った技術にほかなりません。
とくにデビュー当時の漫才の持ち時間は30秒~1分だったので、寄り道は絶対に許されません。
くわえて、当時のキングコング西野なんかには誰も興味がないので、難しい言葉(内容)も許されません。

30秒プレゼンで勝ち上がってきて、今なお、寄席や営業先でお爺ちゃんお婆ちゃん相手に漫才という名のプレゼンを続けているので、西野の説明はとっても端的で、とっても簡単です(^_^)/

レターポットの改善の提案をする西野氏と、飲み込みと、仕事にとりかかるのが異常に速い開発リーダーのヤン君。要するに「公開ポットのTLに『ciao!』ボタンを付けて」ということで、ちなみに、今朝、実装しました(*^^*)

とにかくキングコング西野は課題設定力と説明能力が変態的に高いのです。


【結論】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
画力と課題設定力と説明能力が高ければ、ある程度の問題はクリアできる。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

画力と課題設定力と説明能力を持ち合わせている西野氏と、何も持ち合わせていない梶原氏。


この3つの能力を持っていてもクリアできない問題を探す方が困難です。
だいたいの問題は、この3つの能力で突破できます。

今回こうしてキングコング西野を掘り下げてみて、あらためてキングコング西野のスゴさに気がつきました。
皆さんも一度、キングコング西野に触れてみてはいかがでしょうか?


【8月5日に福岡に行きます】



【オンラインサロン】
毎日、キングコング西野の才能が炸裂しております。興味がある方はコチラ↓