こんなハズじゃなかった
「なんでこうなった？」キングコング西野亮廣の誤算に次ぐ誤算！
皆様、いかがお過ごしでしょうか？
私の方は、「エンタメ業界で天下を獲る！」と声高らかに兵庫県川西市から飛び出してまいりまして、舞台で売れて、テレビ業界で売れて、絵本業界で売れて、ついには連続ベストセラー作家となり、そして今は、パインアメを袋に詰める人になっております。
そんなこんなで、滋賀県にあるパインアメの製造工場まで行ってまいりました。
工場の屋根からニョキッと伸びた看板
工場の中はパインアメの甘~い香り。
次から次へとパインアメが作られていっております。
それにしてもスゴイ量！
次から次へと流れてくるパインアメ
んでもって、今回の目的はコチラ！
“8月8日に大阪なんばHatchで開催されるパインアメイベント(入場無料)の来場者に配られる”という噂の『プペルアメ』！！！
このプペルアメの袋にアメを詰めるのが私の仕事です。
ディズニーを倒すハズの男
現場には撮影部隊も来られていて、
「何の撮影だろう？」
とも思いましたが、
「そうかそうか。キングコング西野がパインアメを詰める様子をお茶の間に届けることが、結果的にパインアメの宣伝に繋がるのだな」
と納得した西野氏。
すっかり忘れていましたが、『キングコング西野』は有名人なのです。
落ち着いて見ると、凄まじくハンサムな有名人の西野氏
言葉など発っしなくとも、キングコング西野の顔そのものが商品であり、広告看板なのです。
キングコング西野がパインアメを詰める様子を撮影するだけで、パインアメの宣伝になるのです。
なるほど。
そういう狙いで私を工場(滋賀県)まで呼び寄せたのですね。
キングコング西野の顔が欲しかったのですね。
たしかに私は大有名人ですものね。
可愛いじゃありませんか。
それならそうと最初から言ってくれれば良かったのに。
昨日今日の付き合いじゃないんですから、私の顔(大ブランド)なんて、いくらでもお貸ししますよ。
「大有名人の西野さんの顔(圧倒的宣伝力)をお借りしたいです」と言えない、イジらしいパイン氏。ゲキカワww
困った時はお互い様です。
今回は特別にキングコング西野の圧倒的顔面をお貸ししましょう。
とくと撮影してくだされ。
というわけで作業を開始。
指示されたとおりにアメを詰める西野氏だが…
西野
「……あの、すみません」
パイン氏
「どうされましたか？」
西野
「…これ、合ってます？」
パイン氏
「合ってます合ってます。アメを詰めるのお上手ですね」
「手は止めないでください」と言われている西野氏
西野
「……いや、そうじゃなくて。この制服とか…もっと言うと、マスクとかって…」
パイン氏
「ああ！合ってますよ！
マスクのゴム紐は、帽子の耳の部分に引っ掛けるんです。それで合ってます！」
西野
「……いや、付け方というか」
「これだったら、キングコング西野じゃなくても良くね？ これ、誰だか分からなくね？」と言い出せずに作業を続ける西野氏
パイン氏
「西野さんに、こうしてアメを詰めていただけるなんて……本当にありがたいですっ！」
西野
「…その件なんですけど、それを伝えた方が良くないですかね？」
パイン氏
「はい！ですので、この作業風景を広報用に撮影させてもらっています」
西野
「ちなみに、このマスクは取っちゃダメですよね？」
パイン氏
「食品を扱っておりますので」
西野
「……(だったら、何故、俺を呼んだっ！)」
黙々と作業をしている“たぶん西野氏”
こうしてキングコング西野のプライドと引き換えに、大量のパインアメが大量の袋(プペルアメの袋)に詰め込まれ、8月8日のイベントで配る手配が整えられました。
帰りに大量の袋と黄色いリュックサックを持たされている西野氏(ディズニーを倒すハズの男)
一つ言えることは、人生は思い通りにいかないということです。
世界制覇の道すがら、売り物であるハズの顔面を潰してアメを詰める日がやってくるとは思いませんでした。
#誤算に次ぐ誤算。
#誤算のミルフィーユ。
一方で、
アメに限らず、こうして工場で袋詰めの作業を続けてくださっている方がいるおかげで、私達の手元に安心安全な食品が届いていることも知りました。
工場の皆さん、いつもありがとうございます！
今回作った『プペルアメ』は8月8日に大阪なんばHatchにてプレゼントさせていただきます(*^^*)
最後は、スナック『CANDY』で酔い潰れてスヤスヤと眠る現・マネージャーの須藤氏と、「マネージャーの仕事をしろやっ」とキレる元・マネージャーの鮎川女史の写真でお別れしましょう。
さようなら。
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