僕のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』が開発&運営しているWebサービスは『しるし書店』『レターポット』の二つです。

ちなみに今は、僕の絵本の素材(キャラクターや背景やモチーフなど)フリー素材にしてしまって、それらの素材を使って作った作品を誰でも自由に売買できるオンラインギャラリーを開発している最中です。
たぶん、夏の終わりにはリリースできると思います。
こちらは『えんとつ町のプペル』のマリオネット

今後も気が向いた時や、サロンメンバーから「こんなの作ってよ」と尻を蹴られたりした時などに、Webサービスを開発していくので、興味のある方は『西野亮廣エンタメ研究所』まで遊びにいらしてください。

んでもって今日は『西野亮廣エンタメ研究所』が展開するWebサービスの中で最もエッジの効いたサービス『レターポット』のお話です。



いい人が報われる世界を作る】

誰から頼まれたわけでもないのに、他人の為にせっせと生きているイイ人っているじゃないですか?
ああいうイイ人が報われた方が面白いと思って、「イイ人にお金のようなポイントが入る世界を作ろう!」とスタッフに言ったのが去年の9月。
すぐに開発をスタートさせました。


【コラム】「レターポットが描く『新しい経済』とは?」

 

これは次に出すビジネス書にも書こうと思っているのですが(ここではザックリ説明します)、お金が持っている機能は以下の3つです。

①価値の保存
②価値の尺度
③価値の交換

この3つの機能に加えて、

④流通量

が担保されているのがお金です。

「逆に言うと、この4つの条件さえ兼ね備えているモノがあれば、そのモノはお金として機能し始める」と考えた西野氏。

そして間もなく、
「言葉を通貨にしようよ」
と言い出します。

ひらめいた西野氏!

「イイ人は“イイコト”をたくさんしているから、『ありがとう』をたくさん言われていて、イイ人には文字が集まっているから、文字を通貨にしちゃばいい。
文字は『保存』もできるし、『尺度』にもなるし、『交換』の機能もついている。
あとは文字の流通量だけコントロールすれば、文字は通貨になるっしょ」

という言葉だけを残して、スナック『キャンディ』へと消えていった西野氏と、凄まじい勢いで仕事を押し付けられた開発リーダーのヤン君
子育てで忙しいのに凄まじい勢いでレターポットの開発を押し付けられた悲運の柳澤氏(ヤン君)

ヤン君を中心に開発チームが組まれ(エンジニアさんはサロンメンバーから募集しました)、テストユーザーとして馬車馬のように働かされたサロンメンバーの協力もあり、怒濤の3ヶ月で完成した『レターポット』

ユーザーは56032人(2018年6月30日現在)となりました。

「通貨」とか何とか言いながら、目指すところは「電報2.0」であったり、「次の時代の赤福」であり、つまるところ、モノで溢れた時代の贈り物の定番です。
流行ってしまっては命取りとなりますので、派手なプロモーションなどはせず、地道に地道に、地味に地味に、人様に迷惑をかけないように、「逆西野戦略」でコソコソやっております。

そんな『レターポット』に昨日、動きがありました。
トップページに突如として現れた「お知らせ」がコチラ↓
(※トップ画面をスクショしたものなので、中の青字をクリックしてもページには飛べません)

【Twitterログインができるようになったよ】

Twitterログインができるようになりました。
「そんなことより、よく、これまでFacebookログインだけで56000人もユーザーを集めたな」
という声もありますが、とにもかくにもTwitterログインができるようになりました。

さきほど申し上げましたとおり、「モノで溢れた時代の贈り物の定番」レターポットの目指すところでありまして、その贈り物を必要としているのは、モノを持ちたがらない若い世代(断捨離世代)で、そうなってくるとオジサンメディアのFacebookよりもTwitterの方が相性が良さそうです(今、気づいたよ🐱)。

「Facebookは実名だからやってない」という人も、是非、この機会に試してみてください。


 

……そうそう一つ言いわすれていました。

『レターポット』で贈られてきたレター(文字)は、通貨のようにまた誰かに使う(贈る)ことができます。

たくさんイイコトをしているイイ人が、たくさん贈り物をされて、その分、たくさん贈り物ができるので、たくさんの人を喜ばせられる……というプラスの循環ですね。




【オンラインサロン】
本当に毎日、議論&実験を繰り返しています。
積極的に参加したら面白いとは思いますが、べつに積極的に参加しなくても(毎日記事を更新しているので)“読み物”としても、そこそこ面白いと思います。
興味がある方は是非↓