驚いた。

事の発端は僕が「やっぱ、キャラクターは、チビッ子でも描けるようにしなきゃ意味がないよなぁ~」とか何とか言い出して、「たとえば、こんな感じの!」と『えんとつ町のプペル』の主人公のプペルルビッチを簡略化したものをオンラインサロンに投げたのが昨日の夜。

当然、これは「これぐらい簡単に描けるレベルで」ということを伝える為のイメージイラストであり、ここからオンラインサロンのデザイン部に“仕事”としてオファーを投げて、キャッチーでポップなプペルルビッチを仕上げていくつもりであったのだが、本日、大阪の八尾で開催されている『えんとつ町のプペル 光る絵本展』に行かれた方がこんな画像をアップされていた。


え?


うそん!
(※なんか色違いバージョンもある)

僕が10秒で描いた、この糞イラストを昨日のうちにグッズ化し、本日から販売スタートしたというのだ。

聞けば、主催者さん曰く「西野さんの許可はまだ取っていないけれど、怒られたら全力で謝る!」とのこと。

なんて、潔い男なのだ!

そんなもん、全然オッケーに決まってる!
僕が怒るわけがない!
そもそも、たくさんの人を幸せにしようと思って作品を世に出しているのだ。
『えんとつ町のプペル』で食える人が一人でも増えるのは、僕が願っている未来じゃないか。

僕が著作権に関して口を挟むのは、誰かが不幸になってしまったり、そのやり方が道義に反した時だけだ。
絵本『えんとつ町のプペル』の著作権は基本フリー!!
僕の許可なんか要らないから(いちいち確認しにこないで。面倒クセーから)、どんどんやってくれ。

引き続き、宜しくです(*^^*)



【オンラインサロン】
毎日、議論&実験&サロンメンバーにイラストデータをパクられたりしています。
参加される方はコチラ→『西野亮廣エンタメ研究所』