ニューヨーク8日目。
秋に出すビジネス書の原稿が書き上がったので、昨夜は呑みに出た。

お友達に声をかけてくれたり、フライヤーを配ってくれたりして、今回のニューヨークの個展を現地で手伝ってくれるグループがあるんだけど、日頃の御礼をかねて、お誘いした。
(誘い方が雑↓)


夕方6時から夜中の12時頃まで呑んだと思う。
(※人の相談には意外と真剣に乗る西野氏)

機嫌よく呑んでいたら、一人の青年が「『えんとつ町のプペル』の小説を書きたいんですけど、ていうか書いたんですけど、ネットショップで売ってもいいですか?」と言ってきたので、「いいよ」と返しておいた。
(※勝手に小説を書いちゃった青年。「西野さんがNGを出すハズがないので」とか言ってた)

オンラインサロンのメンバーとも、こういった交流会を頻繁にやっているんだけれど(今度はオンラインサロンメンバーとのバーベキュー大会がある)、いつから境界線が無くなったんだっけな?

タレントがお客さんと呑みに行くなんて、少し前なら「ヨゴレ」みたいな扱いを受けていたハズだ。
今でも、(上の世代は)そう捉えている人も少なくない。

たぶん、5~6年前だと思う。
もしかすると初めてクラウドファンディングをやった時かな。

リアルな話をすると、彼らが発信力(SNS)を手に入れたから、上下関係でなくて、水平関係になった方が(共犯者になってもらった方が)得だと、その時の僕は思ったんだろうな。

自画自賛するけど、いい判断だったと思う。
5~6年前の自分を誉めてやりたい。


タレントの収入源である広告費が削られ、タレントの活動が縮小し、偶像崇拝の時代は終わり、また揺り戻しはあるだろうけれど、少なくとも向こう10年は水平関係(共犯関係)の“文化祭ノリ”が力を持つだろうな。
そこの切り替えができないタレントさんにとってら不遇の時代に入ると思う。

切り替えができない理由の一つに、「過去、文化祭ノリを否定してしまったから」というのも含まれている人もいるだろう。
他人を否定するのは、自分の可能性を殺すのと同義だな。
僕も気をつけよう。もっとも、そこまで他人に興味がないけども。

ちなみに、再び偶像崇拝の時代に戻った時の備えも、とっくに始めている。
興味がある方は僕のオンラインサロンを覗いてみてください。
エンタメに限らず、結構、実践で使える武器を提供しています。