耳を疑うようなニュースが入ってきた。

東京五輪の8万人のボランティアに「やりたくない!」という批判の声が集まっているらしくて、それ事態は「そりゃそうでしょ。あんな、やり方をしてたら」ということで納得できたんだけど、その地獄的状況を受けて、有識者(何の?)が集まって、緊急会議が開かれ、「もっとボランティアの『やりがい』をPRしていこう」と結論したという。

大丈夫?東京五輪。

この残念ニュースを受けて、僕からは四点です。

①そんな会議はLINEでやれ。

②1秒で出る答えで、フィニッシュすな。

③せめて「どうPRしていく?」から会議を始めろ。

④ウチの母ちゃんが「ひじきを食べたら賢くなる」と言ってたから、有識者全員で『ひじき』を食べに行け。


五輪ボランティアといえば、地球の服史上最も面白い制服を叩き出したことで有名です
(※「ダサすぎる」という驚異的な理由で、税金を使って別のデザインに変更された)

たとえば、こんな制服を出してしまったり、たとえば、あんな会議をしてしまったりするオジサン達に、ボランティアが集まるわけがありません。

んでもって「前向きに進めていますよー」というアピールでニュースを出したのかもしれまけんが、会議の内容がアレだと「コイツら大丈夫かよ」という不安しか生んでないので、ボランティア離れは更に加速します。

その辺りは広報偏差値が低すぎます。
あの内容だと組織委員会のネガティブキャンペーンにしかならないので、表に出しちゃダメ。

ちなみに。

8月1日に開催する世界一楽しい学校『サーカス!』のボランティアスタッフ(200人)は有料。
皆、お金を払って働いています。

先日、会場の下見に行ってくれた『サーカス!』のボランティアスタッフの皆様↓

大切なのは、「あのチームにスタッフとして参加したら、得る(盗める)ものが多いだろうな」と思ってもらうことで、今回の会議のニュースは、その真逆。
労働力を無駄に搾取される臭いしかしません。

役所の皆さんは、一度でいいから研修で『サーカス!』を観に来られたらいいと思います。

あと、8万人のボランティア集めは余裕でクリアできる問題だし、頼んでもらえれば僕がやるので言ってくださいね。
(※僕のやり方に口を挟まないという条件付き)

とにもかくにも東京五輪が成功することを心から願っております。