コロンビア遠征2日目終了。

今日は、現地にて初めて『えんとつ町のプペル』のコロンビア版を手にした。

日本版は「日本語&英語」表記だが、コロンビア版は「スペイン語&英語」表記。
世界の母国語(第二言語)ランキングは、1位『中国語』、2位『英語』、3位『スペイン語』なので、この一冊はかなり重宝すると思う。

このように僕の絵本は二つの言語を使用するようにしている。
次回作の『ほんやのポンチョ』も、やはり「日本語&英語」表記だ。

二つの言語を使用している理由は、個展で海外に行く機会が少なくないので、海外仕様とも言えるが、『ほんやのポンチョ』に関しては、物語や文章を極限まで単純化しているので(1ページ、最大3行)、日本語と英語を照らし合わせながら読んでもらって、人生で一番最初に読む英語の教科書になればいいなぁ、なんて思っている。

もしも僕が親なら自分の子供には、子供のうちから英語に馴染んで欲しいので、そんな絵本を作っている。


それぞれの絵本には、それぞれの目的がある。
今回、コロンビアで出版が決まった『えんとつ町のプペル』もそうだ。
プペルに関しては話すと長くなるから、また今度。

今日はコロンビアの出版社さんとの打ち合わせ後に、コロンビアの学生さん達を対象に1時間半の講演をおこなった。

絵本『えんとつ町のプペル』の制作の裏話を軸とした、作品の産み落とし方について熱く語る西野先生fromジャパン。


講演終了後は生徒の皆と写真を撮ったり、クダラナイ会話をしたり……こんなことをすると、また、この子達に会いたくなってしまう。
また、この子達に会う為には、結果を出し続けるしかないのだ。
つくづく分かりやすい世界だ。


コロンビアは今、深夜の1時。
明日は朝からトークショー。
日本の裏側でコソコソ頑張っています。
そっちはどうですか?



【西野の本音と戦略をぶつけています↓】