日本から12時間ほどかけて、メキシコのナンチャラ空港に着いた。
見覚えのある空港だと思っていたら、去年12月に来たばかり。その時はメキシコのブッフェアだった。

今日はここから5時間かけてコロンビアに飛ぶ。
コロンビアで『えんとつ町のプペル』の出版が決まって、今回は出版記念トークショーやら何やらで、ナンジャカンジャで滞在中に5回ほどトークショーがあるらしい。

佐伯さんが「西野さんを『世界のニシノ』にする!」と腕まくりをして、各国を飛び回り、出版を取りつけてくださる。
その後、出版が決まった国や、決まりそうな国に僕か足を運ぶという流れ。
基本的に佐伯さんの尻に引かれている。

佐伯さんがチームに入ってからというもの、海外進出は着々と進んでいて、おかげで僕は行ったことも聞いたこともない国に行かせてもらっているので、終始デレデレしている。

持つべきものはスタッフである。

日本を発つ前に、ウチの顧問司法書士の高橋さんが僕のオンラインサロンに投げてくださった記事が、またもやオンラインサロンを熱狂させていた。
メキシコの空港に着いてスマホを開いたら、たくさんのコメントが届いていて、また嬉しくなった。
高橋さんが作成した文章がウィットに飛んでいたのだ。

コロンビア行きの便を待っている間、佐伯さんから「西野さんのまわりは本当に面白いスタッフが多いですよね」と言われた。
「西野はブレーンに恵まれている」ということは昔から本当によく言われる。

自分が誉められるより、スタッフさんが誉められた方が断然嬉しい。

チームでやっていることが、僕一人の手柄のように紹介される機会が少なくなくて(作品を一人でも多くの人に届けることに狙い定めた場合、僕一人の手柄のように紹介した方がいい場合もある)、その都度、申し訳ない気持ちになる。

ただ、見てくれている人は見てくれていて、先日はコルクの佐渡島さんから「コロンビアの出版を決めたのは誰なんですか?」と。
こういうのは本当に嬉しい。
すぐに佐渡島さんと佐伯さんを繋いだ。
さっそく『コルク×佐伯』で仕事が始まったそうだ。

今よりもずっとずっと遠い所に皆で行きたいな。
飛行機の時間がきたので、この辺で。
コロンビアに行ってきます。


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