来週には世界の形が変わってしまうような、これだけ変化の激しい時代に、計画・実行・評価・改善を音速で回せないチームが生き残れるわけがないので、たとえば「検討します」や「確認待ちです」といった単語を使う人達とは徹底的に距離を置くようにしています。

今年おこなった『リベンジ成人式』が良い例だと思うのですが、世間の関心とは恐ろしいものて、企画の発表があと2日遅れていれば、世の中に与えるインパクトは半減していたと思います。
つまり、救えたハズの新成人が減っていたと思います。
あの時は、『はれのひ』の事件が起こった当日にスタッフから事件のことを知らされて、1秒で『リベンジ成人式』を開催することを決め、30秒後には『リベンジ成人式』の準備にとりかかり、3日後には60社を超える協賛企業が集まっていました。


とにかく、「遅い」は面白くないし、「遅い」は全員を不幸にするので、動きが遅い人達とは組みません。
「検討します」「確認します」の言葉の前には、「僕は責任を背負いたくないので」という言葉化されていない言葉が付いているので、その人間と会話を交わすだけ時間の無駄です。

はてさて、そもそも「遅さ」を生み出す諸悪の根元は一体何なのか?

これはもう、一つしかなくて「予算の出所」です。

大きな組織になればなるほど、予算の出所までの距離が遠くなるので、確認リレーに参加する人数が増え、時間がかかってしまいます。
ようやく企画が通った時には、その企画はすっかり腐ってしまっていて、予算が無駄になってしまいます。

『リベンジ成人式』は僕が代表取締役を務める『(株)にしのあきひろ』の予算でやったので、僕が「やる」と言えば、1秒後には企画がスタートします。
『レターポット』も『西野亮廣エンタメ研究所』も『(株)にしのあきひろ』で運営しています。
スピード重視なので、僕が100%株主です。

要するに、面白さ(スピード)を取りたいのなら、予算を握らせちゃダメだ、という話です。
面白いことさえしていれば、予算は個人で(民間で)調達できる時代なので。

「とはいえ、個人でやれることには限界があるでしょ?」という声が届いてきそうですが、「それが、そうでもないよ」ということを、今年の夏にお見せしようと思います。

そんなことをオンラインサロンメンバーと企んでおります。



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