数日ほど、ラオスに行ってきました。

次々回作の絵本『チックタック ~約束の時計台~』の舞台がラオスでして、そんな中、たまたま偶然、尊敬する藤原和博先生が「西野さん。僕、今、ラオスに学校を建設中なんですけど、今度一緒に行きませんか?」と声をかけてくださり、これは何かの巡り合わせだと思って、その場でラオス行きを即決。

僕と同じく、藤原先生に巻き込まれたコルク代表の佐渡島さんやリクルートマーケティングパートナーズ代表の山口さんらと一路、ラオスへ。

(↑帰国後に撮った写真。お揃いのラオスTシャツで決める4人。ゾウが大量にプリントされている)



目的は新しく建った学校&学校建築予定地の視察だったが、スケジュールがビッチビチに詰まっているわけでもないので、空き時間にサッカーをしたり、綱引きをしたり、川に飛び込んだり、ゾウに乗ったり…夏休みのような時間だった。





途中、学校の建設予定地である『ララ村』に寄った。
個人的には、今回の旅で最も心が動いた場所だった。
村の外れにある古い小学校の庭にはクラスター爆弾の痕があった。

(※手前の穴が爆弾の痕。奥の建物が小学校)

ラオスは人口一人あたり、世界で最も爆撃を受けた国だ。
そこまで昔でもない昔、ここには雨のように爆弾が降った。
それこそが、絵本『チックタック ~約束の時計台~』の舞台にした理由だ。
絵本の中では爆撃機を「火の鳥」と表現している。

子供らは本当に屈託のない顔で笑った。
よく分からない外国人を相手に最初は警戒していたが、けん玉をしたり、変顔をしたり、変なダンスをすると(全部、苦手だけどやってみた)、すぐに心を開いてくれた。


奥の村に行くと、英語は勿論のこと、ラオス語も伝わらず、少数民族だけの言葉でやりとりしている。こんな場所は少なくないので、非言語のパフォーマンス(自己紹介)を身につけたいと改めて思った今回の旅でございました。

こうして書くと、楽しいことだらけのラオス旅行だが、一方で、実際に現場に足を運んで見た結果、ラオス支援を続けていく為にはクリアしなきゃいけない問題が何個か見えてきた。

今日は藤原和博先生との『スタディサプリ』の最終回。
最終回の今日は「ラオス支援の改善案」について話そうと思う。
これは、そのまま別の分野にも使えることなので、興味のある方は是非、ご覧ください。

15時から生配信です↓