おもくそエンタメビジネスの話をします。
近頃、話題(問題?)になっている『漫画村』についてド素人が偉そうに語らせていただくと、(去年、『えんとつ町のプペル』を無料公開した時にもお話しましたが…)あらゆる情報コンテンツは無料になっていくので、無料化に抗うのではなく、無料化を前提とした収益化をすべきだと僕は考えています。
(※詳しくはココに書いています↓)
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「無料で読みたい人がいれば無料で読んで、お金を払って読みたい人は、お金を払って読む」というふうにデザインしておかないと、かなり厳しくなってきます。
音楽で例えるなら、「CDを買ってもらわないと音楽活動が止まってしまう」という昔ながらの設計で運転していると滅びる、という話です。
マネタイズは、オンラインサロンなのか、グッズなのか、投げ銭なのか、それは、その作家その作品によりけりで。
※これは、あくまで僕個人の見解(やり方)なので、「西野が無料にしてるんだから、お前も無料にしろ!」と他の作家さんに詰め寄るようなことはやめてね。
無料化の波が来た時に、全員が不幸になる最悪な策は「モラルに訴えかける」で、「作家が食いっぱぐれるから、無料サイトは見ないでください!」とモラルに訴えかける運動に時間を費やせば費やすほど、関係者全員が死にます。
僕らが、モラルに訴えかけて問題を解決できるような高尚な生物ならば、真っ先に『戦争』が無くなっています。
「システムを改善しないと、どうにもならないよ」という話です。
「百科事典を書いている人が食いっぱぐれるから、Wikipediaは見ないでください」と言われても、Wikipediaを見るでしょ?
そういうレベルの話っす。
※もう一度書きますが、エンタメビジネスのマネタイズに関してはコチラをお読みください↓
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つーか、現代のクリエイターさんが食っていく方法に関しては、僕のオンラインサロンで連日議論しているので、覗いてみてください。
オンラインサロン
てなわけで、現在制作中の僕の次回作『ほんやのポンチョ』も、ラフ画の段階から全ページ無料公開したいと思います。
お父さんお母さんに一か八かの買い物をさせるのではなく、キッチリと吟味してもらった上で、「紙の本を買いたいと思ったら、買ってください」という手口です。
絵本村です。
今はまだ文章が仕上がっていないので、とりあえず今日は『ラフ画+ザックリとした色付けした背景』だけを公開。
予約販売で御購入いただいた方には、「サイン+シリアルナンバー」を入れて、お届けします。
そんなこんなで、コチラです↓
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