芸人仲間から「なんで仮想通貨をやらないの?」と、よく訊かれる。
言われてみれば、3年ほど前に番組の企画でビットコインを買って以来、手をつけていない。
まるで興味がない。

“興味がない理由”は「暗号通貨の仕組みはもう分かったし、なにより、値動きを追いかけることに時間を奪われたくない」といったところ。
同じ理由で僕は一切のギャンブルをやらない。

生活費なんて月に7~8万あれば十分だし、「億り人」を目指すほど時間に余裕がない。
酔っ払った勢いでアレやコレやと新しい遊びを始めてしまうので、宿題は山積みだ。

【画像】レターポットの公開ポット(公衆の面前)でプレッシャーをかけてくる鬼のような鮎川女史

友達と一緒に新しい作品や新しいサービスを作っている時間や、それを世に出した後の評価&改善を繰り返している時間…これら「モノ作りに費やしている時間」が楽しくて、
「仮想通貨の値動きを追いかける時間」と天秤にかけた時に、“僕の場合は”10対0で「モノ作り」に軍配が上がる。

そこは個人の趣味の範疇で「僕はやらない」というだけだから、ギャンブルに楽しさを見つけられる人は引き続き仮想通貨をやればいいと思うし、そこには批判も称賛もない。


最近は『レターポット』の広告塔として働く毎日だ。

一応、絵本作家と芸人もやっているので、今日はこれから愛媛(松山)に飛んで『えんとつ町のプペル展』の設営&トークショーをやって、夜には東京に戻ってきて『エゴサーチTV』の生放送。
そういえば、番組が始まって初めての生放送だ。

ちなみに昨日も『エゴサーチTV』の収録があった。
ゲストは東野幸治さん。殺された。

次回作の絵本と、映画と、『しるし書店』というサービスの準備も進めていて、ここにきて美術館を作りたくなってきたので、深刻的な時間不足だ。

スナック『キャンディ』を小谷夫妻に任せたように、たとえば『レターポット』やそれ以外のプロジェクトも任せられる段階まで持っていけたら誰かに任せようと思うのだけれど、もしかすると、もっとスタッフを信頼して、もっともっと早い段階で任せちゃってもいいのかもしれないなぁ。

とりあえず愛媛に向かいまーす。

 
【追伸】
タクシードライバーさんって、なんで、ことごとくナビを使えないの?