お笑い芸人仕事の傍ら、絵本『チックタック ~約束の時計台~』や映画『えんとつ町のプペル』なんかを作っています。

絵本『チックタック ~約束の時計台~』は、絵本『えんとつ町のプペル』の発売前から制作をスタートさせていて、脚本執筆から数えると、制作期間は、かれこれ1年半になる。
そして、まだ、あと1年はかかる見込みだ。
(画像:『チックタック ~約束の時計台~』より)

今回も分業制で作っているわけだけれど、『えんとつ町のプペル』の時と違うのは、今回からは、僕の絵コンテを“手直し”する作業(スタッフさん)が正式に加わり、さらに細かい分業になった。

当然、その分のコストがかかるのだけれど、そんなものは圧倒的な作品を生めば、あとでいくらでも回収できる。
1冊の絵本を作る為にチームを組み、そして2~3年を費やしてしまうのは、まぁ、それなりの挑戦なんだけれど、『えんとつ町のプペル』という前例があるので、世間がそれを挑戦としてカウントしないことは容易に予想がつく。

挑むから応援してくれる人が現れるわけで、僕みたいなスケベ犬が挑むことを辞めたら、何の価値もない。

2019年は映画『えんとつ町のプペル』が公開される。
これまでの人生で最も大きな挑戦で、ここで負けたら僕はたくさんのものを失ってしまうだろうけど、挑まなかったら、どのみち緩やかに失うので、挑むしかない。一択だ。

イベント等で子供らと遊んでいると、時々、「西野君ってディズニーを倒すんでしょ?」と訊かれる。
そして、「手伝うよー」と言ってくれる。

彼らは、その日が来ることを信じているし、そして中には、それを支えに生きているヤツもいる。
そんな連中をガッカリさせるわけにはいかない。


来年の映画が終わったら次は何をしようか?と考えた。
映画終わってから考えるほど、僕には時間が残されていないので、今のうちから準備を進めたい。

スタッフには「絵本のテーマパークを作りたい」と伝えた。

20代はテレビに命を捧げ、
30代は絵本に命を捧げ、集大成として映画。
そして、40代はテーマパークに命を捧げたい。

親子で観に来れるような美術館をイメージしている。
美術館の天井をスカイサイクルで回れたら最高だな、と思う。(スカイサイクル大好き)

最近は、テーマパークを見越して、絵本を作っている。
「この木と木の間にスカイサイクルを通して…」といった感じで。

あとは、場所。
そこそこ大きな土地が必要なので、都内は難しそう。

できれば通いたくて、今、僕の地元の兵庫県川西市が候補に入っている。
川西市のどこかに、いい感じの土地が余ってないかなぁ。
今度、地元に帰った時に調べてみよう。

そういえば、今日から川西市を走る能勢電鉄に、『えんとつ町のプペル』のラッピング電車が走る。


詳細はコチラ↓

来月には川西の多田神社で『えんとつ町のプペル 光る絵本展』がある。
小学校から一緒の僕の友達連中を中心に、市をあげて、やってくれている。
本当にありがたいし、ここまでやってくれる地元には何かしらの形で還元したい。

川西にテーマパークを作りたいな。
とりあえず、川西市長さんと呑みに行きてえ。

一昨日、スタッフに「USJ作るのに、いくらかかったの?」と訊いたら、とんでもない数字が返ってきて、とりあえず今は目を伏せているところだ。

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川西のことを想いながら書いた曲↓