コインチェックさんの件で、やたらと意見を求められている西野です。

昨夜発表された対応(日本円で返金する)で、皆で応援する流れになってくれたら嬉しいなぁというのが個人的な感想です。
きっとコインチェックのスタッフさんは今回の責任を重く受け止め、今も寝ずに対応されていると思うので(でなきゃ、あのスピードで補償方針を発表できない)、どうか身体だけは壊さないでいて欲しいです。
僕は応援しています。

さて。

レターポットを開発する時に、エンジニアの藤岡さんから不正アクセスの可能性と対策コストの話をされて、もろもろ面倒臭そうだったので、「通貨と個人を紐付けて、レターは“その人が使わないと価値が無い通貨”にしましょう」と提案して、今の形に至ります。
「レターを盗んだところで何のメリットもないので盗まない」という鼻糞セキュリティシステムっす。

そんなこんなでレターポットのユーザー数は、まもなく4万3000人を突破。



『モノで溢れている時代の贈り物』が僕らの目指すところで、言うなれば、データ版の『赤福』です。
先日、大阪駅で手土産の『赤福』を買って、名古屋に行ったら、名古屋駅にも『赤福』が売っていました。『赤福』無敵かよ。

ちなみに現在のレターポットは「アルファ版」で、開発を進めながら御利用いただいているという状態。
ユーザーさんの反応を見ながら、日々、チョコチョコと仕様が変わっています。
ちなみに、相手のプロフィールをクリックすると、『あなたが最近贈ったレター』(最新の3件)が
表示されるようになりました。


今後、僕がどうしても追加したい機能は『チャオ』です。

現在、『レターを贈る』をクリックすると「フォローしているユーザー」の後に、レターポットの新規ユーザーの名前がズラリと表示されるようになっています。

こちらの方々にレターを贈ることは可能なのですが、見ず知らずの人の名前をクリックして、便せんを選んで、文章を書いて、贈るのは、なかなか手間がかかります。

そこで、表示されている名前の右側に『ciao!』というボタンを付けて、そこをクリックしたら、手続き不要で「5レター」が相手に贈られるというシステムです。
言わば「チップ」ですね。

新規ユーザーは知らない方々からの「チップ」で、レターポットを始められるという流れです。新規ユーザー全員に運営からシステムで50レターを配られるよりも、人から贈ってもらった方がサービスに体温が宿ると考えて、現在、開発リーダーのヤン君に「チャオのボタンを作って~」と無茶ブリしています。

また実装すれば、あらためて御報告いたしまーす。
引き続き宜しくお願い致しまーす。


※感想はコチラまで↓