レターポットの世界には誹謗中傷がない。

キングコング西野に一件も届いていないことが何より説得力があるだろう。
レターポットの世界に誹謗中傷がない理由は、先日お話したとおり、レターポットのユーザーによる「言葉は有限である」という自覚だ。

(※先日の記事はコチラ→『言葉は美しい』) 

残された僅かな文字を、誰に、どれだけ使うか?
レターポットのユーザーは、そんなことを考えながら、レターを贈っている。

これに対して運営が本気で阻止しなければならないのは、レター(文字)の価値の低下だ。

「動物が誕生してから今の今まで、誰でもかれでも好きなだけ言葉(文字)を発行できるようになり、言葉の世界はハイパーインフレを起こしていて、言葉(文字)は“ほぼ”無価値なものになっている」というのが僕の仮説だ。

もしも人生で100文字しか使えないのなら、
もしも明日で言葉が消えるなら、
「いただきます」の6文字でディナーが食べられる。

レターポットの運営がやらなければならないのは、言葉の流通量のコントロールで、今、僕の手元には、ユーザーの皆さんの『平均持ちレター数』があるんだけれど、こちらを参考に、市場に出回っているレターをコントロールする。
当然、「お金を払ってもレターが買えない」という時期も出てくる。
運営が、市場に出回っているレター数を見て、レターの販売をストップするのだ。

レターポットは、そうなってからの方が個人的には面白いと思っていて、お金を払ってもレターが買えない時は、日常生活で何か“イイコト”をしなければ、自分のポットにはレターが入ってこない。
その時、あなたのポットにレターを入れるのは運営ではなく、あなたの身の回りにいる人達だ。

そんな感じで、レターポットは日常のおこないが反映されるツールにしていきたい。
引き続き宜しくお願いします。

《追伸》
2月4日の成人式のお花を贈ってくださる方から、「花を贈りますよー」というレターを頂いた。
『返信』という形になってしまうのですが、僕の方から個人的にレターを贈らせていただきました。
ありがとうございます。
※設営&撤収の都合上、スタンド花が助かります。ワガママ言っちゃってごめんなさい。








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※募集は締め切らせていただきました。