《※スナックする=【意味】お客さんを作り手側に引き込む》
エンタメ業界に限らず、すべてのサービス業において、これからの時代は「いかにスナックさせるか?」がカギだ。
僕は、発表前の小説の原稿を自分のオンラインサロンで公開していて、そこで意見を貰っている。
今年の5月にニューヨークで個展があるんだけれど、そこにお客さんとして来てもらう予定のニューヨーク在住の方とFacebookグループを組んでいる。
5月は、たいして働かず、ほとんどニューヨークにいるので、毎日、ニューヨークのお客さん達と呑み歩いて、ドサクサに紛れて設営や撤収を手伝ってもらうつもりだ。
『レターポット』は運営が回答するタイプの公式のお問い合わせフォームは設けておらず、レターポットのコアユーザーとFacebookグループを組んで、質問等はそこで受け付けている。
「質問を受け付けている」と言っても、ユーザーからの質問に答えるのはユーザーだ。
現在、約2000人のコアユーザーがスタンバイしている。
完成したものを共有するのではなく、完成するまでの過程から共有していく。
レターポットを未完成の状態でリリースした理由もそれだ。
日々、ユーザーと共に改善を繰り返している。
盟友のSHOWROOM前田さんといつものように酔っ払って、「スナックだ、スナックだ」と言っているうちに、話がどこで“すり変わった”のかは分からないが、実際のスナックを作ることになった。
スナック『キャンディ』である。
物件を探して、
スナック『キャンディ』の運営会社(株式会社スナック)を作って、
ゴロゴロしていたホームレス小谷を代表取締役に就任させて、
銀行口座を開設して、
銀行のカードと通帳をホームレス小谷に渡して、
口座に会社の資本金を振り込んで、
直後にホームレス小谷がカードと通帳を紛失して、今に至る。
スタート前に失敗している珍しいスナックだ。
そんなスナック『キャンディ』の内装工事が終了した。
店内はこんな感じ↓
次に発表する(予定の)小説で、全貌を明かすが、僕の目的は、ファンタジー世界と現実世界の境界線を曖昧にすることで、こちらのスナック『キャンディ』は『えんとつ町』の中にある。
「えんとつ町の中にあるスナック」を作る上で必要になってくるのが、写真奥にある『窓枠』だ。
クソ単純な手法だけれど、これが意外と効果的で、店内はすっかり「えんとつ町の中」。
スナック『キャンディ』の場所はファンクラブの方以外には非公開だけれど、しかし、こんな感じで日常の中に突然ファンタジーを差し込んでいきたい。
最近やたらとレターポットに熱を入れているのも同じ狙いで、こちらは話すと長くなるから、また今度。
ていうか、オンラインサロンで話しているので、気になる方はオンラインサロンの方に是非。
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