6月頭に保護したスイちゃん母子
子猫は4匹いましたが
1匹、また1匹と体調を崩し
スイちゃんの体調も
思わしくない状況でした。
悲しいお知らせになってしまい
申し訳ございません。
4匹の子猫は、すべて
衰弱し、亡くなってしまいました。
スタッフ一同、残された2匹の
子猫の成長を願って
お世話に当たりましたが、
叶いませんでした。
性別がわかるまで、
取っておいた4匹の名前も
一度も呼ばれることなく
お別れとなってしまいました。
しっぽの真っ直ぐなグレーの子
シバ
キジトラのココ
真っ黒なコウ
しっぽが曲がっていて
目の調子が悪かった
ヌカ
乳腺炎を起こし
時より育児疲れのような
授乳サボりをしていたスイちゃん
おそらく初めての子育てでしたが
彼女も
1匹ずつ姿を見せなくなっていく
子猫たちのことを
心配していたことでしょう。
いちばん早くに亡くなってしまった
ココに寄り添うスイ
3番目に亡くなったコウが
まだ小さな息をしている時
前足を添えていました。
悲しそうな表情。
コウが亡くなっても
まだヌカは元気で
希望があると思っていました。
しかし、願いも叶わず
ヌカもご飯を呑み込めなくなっていき
亡くなってしまいました。
スイちゃんも食欲がなく
ショックを受けているようにも見えます。
1匹も救うことが出来なくて
ごめんね。スイちゃん。
今後は体調的にも、精神的にも
弱ってしまったスイちゃんのケアに
当たっていきます。
この時期シェルターには
たくさんの子猫の引取り依頼が来ますが
基本的にはお断りしています。
なぜなら、シェルターには
病気の猫が沢山居ますし
隔離してお世話をし、
空気清浄機を各部屋に設置。
手の消毒もして、ケージも
きちんとお掃除をしているとはいえ
たくさんの人間の出入りによって
常にバイ菌がはいり続けているため、
生まれて間もない子猫には
とても厳しい環境となっています。
つい先日も2匹の子猫が
民家の軒下へ捨てられました。
この子達の命をどうか
繋いであげたいのですが…
シェルターで受け入れることは
必ずしも安全ではありません。
必死の思いで
ミルクボランティアさんを探しました。
現在は、スタッフの親戚の家で
ミルクボランティアをしてもらっています。
◎ミルクボランティア、とは
子猫が離乳し、体調が安定する
生後2~3ヶ月頃まで
お世話をするボランティアさんのことです。
子猫は、バイ菌や細菌などに弱いため
体調を崩しやすいので、
他の動物と(猫も含め)接触させることは
NGです。
他に犬や猫を飼っている場合
隔離してお世話する必要があります。
基本的にはケージで管理し、
数時間おきの給餌(ミルクや離乳食)
をします。たべが悪い時などは
誤嚥させないように、時間をかけて
少しずつ口の中へ強制給餌をしたり、
生後間もない子猫は
自力で排泄ができないため、
おしりを刺激して排泄させたりと
こまめなケアが必要なため
お留守の少ないお宅に
お願いしております。
子猫の保護はいつも緊急を要します。
放置すればしただけ、命に関わるため、
衰弱する前に、シェルターに入る前に、
速やかにミルクボランティアさんに
お願い出来ることが理想です。
しかし突然の呼び掛けに
応じてくださる場合はごく稀です。
そこで、
西那須野いぬねこ里親会では
【⠀ミルクボランティア登録⠀】
を行うことにしました。
子猫飼育経験者が好ましいですが
留守の少なく、こまめに面倒が見れる方
衛生面、体調面に気を配り、
何かあれば病院に行ってくださる方
ミルクボランティアさんは、
2~3ヶ月程のお預かりとなりますので
ご高齢の方でも、経験者優先で
お手伝いして頂きたいと思っております。
ある程度免疫がついてからであれば、
他の成猫や犬との関わりで
命を落とすほどの心配はありません。
その後もご自宅で飼育しながら
里親さんを探してくださる場合は
【 預かりボランティア 】
に移行する形となります。
こちらも随時募集しておりますので
ご相談、お問い合わせ等
切実に、お待ちしております。
どうか、お知り合いにも
お声かけして頂きたいと思います。
もしもの時に子猫を預かってくださる
ミルクボランティアさんとして、
当会に登録していただけますよう
よろしくお願い申し上げます。
m(_ _)m
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よろしくお願いします🙇♀️
西那須野いぬねこ里親会
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