ちしおが天国へ | 西那須野いぬねこ里親会シェルターブログ

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西那須野いぬねこ里親会のシェルターブログです。シェルターの犬、猫、ヤギのことなど。ボランティアスタッフ3人で書いていきます。
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ちしおが天国へ旅立ちました。


木曜日の朝のことでした。


先週末、母猫のゆいがなくなり、

それから急に元気がなくなったように見えました。


食欲不振になり、

水ばかり飲んでいる様子が見られました。



ちしおは、人が近づくとサッと距離を取り、

決して触らせない子でした。

それが、ここ数日は触られてもじっとしていたそうです。



ちしおがシェルターへ来たのは2018年

母猫のゆいと、兄妹の里子とキッシンジャーと一緒に、ちしおも兄妹達もまだ仔猫でした。







ちしおは一家の中でも一番、警戒心が強く、元気に逃げ回っていました。



一家皆に一つのケージに入って貰って、そこでご飯を食べるのですが、ちしおは、「ケージへ入りたいけど人がいるから近よれない...行くぞ!...やっぱり無理!」と警戒しすぎて、入るかやめるか何度も逡巡して、なかなかケージの中へたどり着けませんでした。


シェルターに馴染んだあとも、

人を避ける癖はついに変わりませんでした。









12日の土曜日、この朝には母猫のゆいが亡くなって、ちしおは不安そうに鳴いていたそうです。

ちしおが鳴くのを今まで聞いたことがありませんでした。



夜ご飯を食べた後に、うずくまってしょんぼりしていたので、ちゅーるを小皿で差し出すと、一生懸命ぺろぺろ舐めていました。

朝に注射を打ってもらったおかげか、この日はまだそこまでは、ひどく具合が悪くはありませんでした。

触ろうとすると、逃げていきました。


その数日後には、逃げなくなり

お顔を綺麗に拭いてもらいました



日を追うごとに食欲が落ち、

とても短期間でのことでした。


もっと、元気に長生きさせてあげたかった

お世話をしていたスタッフたちは

あまりに早かった旅立ちに、とても残念な思いです。


ちしおらしい、ダッシュで行ってしまった。

もっともっとゆっくりで良かったのに。


いつも変わらず、元気に走っていた

その姿がなくなった母屋、

これから寂しくなります。


スタッフsa