知っていますか?
子宮頸癌の事!
 
子宮頸癌は、おそらく女性が人生で最初にであう癌と言ってよいほど今発症する年齢が若年化しています。
 
91年頃は、発症する年齢は40歳前後だったのですが、現代では20〜30歳代の女性が増え 、 ピークは34〜35歳くらいにあらわれています。
 
20代30代の女性では、乳がんを上回り発症率が第1位の癌です。
 
この10年で、子宮頸癌の発症数は2倍に迫る勢いです。
 
日本では、毎年15,000人以上の女性が発症し、そのうち推定3,500人の女性が命を失っています。
毎日10人の女性が亡くなっていることになります。
 
子宮に出来る癌には、二つあります。
子宮の奥 、赤ちゃんが育つ「体部」に出来る癌を子宮体がん、子宮の入り口に出来る癌を「子宮けいがん」と言い、出来る場所、発症年齢、原因、癌の性質など、全く異なるのです。
 
体がんは、女性ホルモンが深く関わり閉経以降の50代が発症のピークです。
一方、けいがんは、HPV=ヒトパピローマウイルスと呼ばれるウイルスの感染が原因です。
 
このウイルスは、100種類をこえる男性にも感染するイボなどのウイルスと同じ種類のごくありふれたウイルスですが、その中でも女性に限って、持続感染していると、ハイリスクの発がん性HPVがあります。
 
その中でも、16型18型は、悪性化するスピードが速く、特に癌になりやすい型です。
 
子宮頸癌は、30年くらい前までは、殆どが扁平上皮癌だったのが 発症年齢が若年化するなかで、腺がんの割合が急増しています。
 
腺がんは、発見が難しい上に、進行癌で見つかるケースが多くなり、加えて抗がん剤や放射線の効果も小さく、予後が悪くなりやすい傾向です。
 
30代の発症がピークのけいがんは、若い母親や、これから母親になる女性達の命を奪うことから、マザーキラー(motherkiller)と呼ばれています。
 
欧米の女子学生は、学校で習ったり、家でも家族皆で子宮頸癌の話をしたり、検診を受けることが女の子のたしなみになっています。
 
特にボーイフレントが出来たら検診を受けるのが当たり前になっているのです。
 
が、日本では子宮頸癌の怖さを理解していなかったり、検診の大切さを認識していないので、検診を受けている女子学生は殆どいません。
 
日本は現在、厚労省が20歳からの検診を指標を出しています。
 
子宮頸癌の検診はとても優れていて、癌になる前の段階いわゆる前がん状態で発見出来るのです。
 
その段階で検診で見つかれば、経過観察、レーザーによる治療、円錐切除など、身体にも負担の少ない治療ですみます。
時間も費用も進行して癌になってからとでは、比べものになりません。
 
子宮頸癌は、初期には殆ど症状がなく、不正出血や下腹部の異常など自覚症状が現れる頃には、子宮摘出など、 大きなリスクを伴います。
だからこそ、正しい知識と検診がとても大切なのです。
 
私は、38歳の時に子宮頸癌になりました。
その頃は、かなり若い患者でした。
でも、今も続いている様々な多くの後遺症。
そして一生続く癌の恐怖。
次々に襲う他の癌。
 
そんな一生を娘は勿論 、若い女性に味わって欲しくないと、46歳離婚を機に、色々な先生方とお目にかかり、  勉強を重ね、各地で講演を行い、啓蒙活動をしています。
 
「いのち煌めいて」の連載と共に、子宮頸癌に対する  日本女性の理解の無さに警告を送るメッセージを送りたいと思いました。
 
つぎは、HPV感染から癌になるまで、などの
お話ししたいと思っています。
 
長くなりました〜〜>_<
 
 
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38歳の入院の時の写真✨
髪の毛が殆ど無くなってナイトキャップの私と、
真似をしている仁美(6歳)
 
 
 
 

 

 

 

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