KERA! (ケラ) 2013年 02月号 [雑誌]/インデックス・コミュニケーションズ

¥490
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「モードではないもの」

という視点でファッションを見直したくて、

昨日の「かわいい」の延長で

KERAを買ってみた。


とりあえずモデルが全員ブス個性的であることに驚きつつも、

「クラロリ少年」

とか、

「ロリパン」

とか、

「制服スタイル」

だとか、

普段読んでるファッション誌では

絶対にお目にかかれないファッションがあって

面白い。

「執事風」では女性が燕尾服を着てるし、

「ギャルソン風」に至っては

カフェ・エプロンなんかしちゃってて、

どこに着ていくか意味不明。

15年くらい前に雑誌で「ホスピ系」とかいって

白衣とか手術着とかが流行ってるって

特集されてたことを思い出した。



ファッションキーワードの特集があったんだけど、

「アニマルモチーフ」

「ブラック」

「レザーボトム」

「ブリティッシュスタイル」

「オーバーサイズアウター」

「異素材MIX」

「マニッシュシューズ」

といった、

モード界発のキーワードがほとんどを占めていたのが残念。



アンチ・モードと位置づけて、

モードを基軸にしてしまうと

結局また、モードに取り込まれてしまうかもしれないので、

あんまりそういう位置づけをしたくないんだけど、

原宿発のファッションは、

できるだけモードと異なるものであって欲しい。



それとも、ファッションの大きな流れの中では、

結局はこれもモードへの一時的なスパイスでしかないのかな?



しかし、モデルもスナップも

容姿がいまひとつなところを見ると、

結局はネガティブマインドなファッションなんだなと感じる。