海外行政視察 | 西村よしなお ブログ

西村よしなお ブログ

京都市会議員 西京区

3日から10日までフィンランドのヘルシンキを始めエスポート市、ユバスキュラ市、タンペラ市、タリン市に出向き、世界的にも学力が高く、教育に関わる制度や図書館などの利用を通して子どもたちの学びの現場に加えて子どもたちを指導する先生の養成、研修などの指導力を維持向上していく取組みなどを視察させていただき、ました。

子どもたちから大人まで幅広い世代の方が、利用する図書館の視察では、エスポー市Sello図書館に施設整備や利用内容、司書の役割や養成、小学校との連携などについてを、ヘルシンキPasila図書館でも施設整備や移動図書館の運用、ただ単に本を借りて返却するだけではなく、音楽や映像を見たり聞いたりするスペースに加えて工作したりピアノなどの利用する部屋を無料で貸し出すなど多彩に利用できる図書館の視察でした。
日本の漫画だけのコーナーもありました

ユバスキュラ市におきまして就学前教育をデイケアセンターにプレスクールの理念、福祉との関連、学ぶ事への興味などをフィンランド教育について教育理念、思考力を育み教育を総合学校で視察し、教員の養成や研修についてユバスキュラ大学に行き、幼児教育、初等教育への取組み、カリキュラムと教育実践、教育心理学研究とユバスキュラ市の教育実践と政策についての調査を行いました。
授業中の様子

タンペラ市では、タンペラ学校でフィンランドの教育理念、Metso図書館では、小学校との連携に加え本の利用喚起などの取組みを視察致しました。

館長室から一望できる館内の様子
エストニアでは、小中小一貫校の仕組みやタリン市教育委員会などに出向き教員の養成や研修、IT機器の利活用の視察を行いました。
子ども達から歌で出迎えていただきました

ヘルシンキに戻りまして、子供達の教員に対する意識や教育行政に関する意見交換などヘルシンキ市役所などに出向きました。

最終日には、今回の調査を通していかにして子供達と教員とが近づけることが重要であると話しておられたのが印象深かったです。

今回の教育をテーマにした行政調査のとりまとめを通して、京都市の教育に関する様々な分野が向上することにつながるよう参加した議員とともに後日、報告させていただきます。
キートス:フィンランド語で ありがとうございます