装置は姿勢を治すための道具です。

ほどんどの人がくいしばりの治療の為に来院されます。

20人に1人ぐらいは治り辛い患者さんがいらっしゃいます。


この患者さんも治り辛い患者さんの1人です。



福井から大阪の堺まで通院されています。


まず基本は夜用・昼用のマウスピースを入れて頂きます。


スプリント

プレート

この装置で体のバランスを取り姿勢を整えていきます。

2つの装置を入れてもやはりくいしばりが良くならず、症状は軽減しませんでした。

試しにボトックスを打ちました。

通常の倍の量を打ちましたが、あまり効果はありませんでした。


この装置2つで良くなりにくい人は


対応

その① 姿勢の改善をした。


あなたはどの姿勢ですか?

正常ですか?猫背ですか?腰突出し姿勢ですか?


その② まくらの高さを見ます。



自分に合ったまくらで寝ると、朝起きた時楽です。

くいしばりにくくなります。


その③ 装置の種類を変更します。


プレート

↓ 昼用の装置を変更します。





その④ 足の形を見て歩き方の指導をします。




ほとんどの人は足が変形しています。

なぜ、変形したのか?


以上の対応で、だんだんと姿勢も良くなり意識をするようになり、くいしばりがだんだんと減少し、症状も半分ぐらい良くなったそうです。

さらに今後指導を続けていこうと思います。