「ディベートには『沈黙は同意を意味する』というルールがある」
ディベートとは、ある特定のテーマの是非について、2グループの話し手が、賛成・反対の立場に分かれて、第三者を説得する形で議論を行うことです。
先週、説得力について述べましたが、ディベートにおける説得相手は第三者であるということが特徴です。
選挙における候補者の討論会や裁判での検察側・弁護側の応酬なども一例であると言えます。
相手を直接説得する場合においては、沈黙を有効な手段の一つですが、ディベートにおいての沈黙は同意を意味してしまいます。
説得する相手が誰なのかを考えて、沈黙を使い分けていきたいものです。
今年も残すところ1日となりました。
皆さん、どうぞよいお年をお迎えください。