「奉公人の4タイプ」
江戸時代。佐賀藩の山本常朝と田代陣基が完成させたと言われる『葉隠』という著書があります。そこには、奉公人(いわゆる部下)に対して、4つのタイプを示しています。
①「急急」反応が早く、行動も早い→最もよいが、めったにいない。
②「だらり急」反応は遅いが、行動は早い→慎重派として信頼できる。
③「急だらり」反応は早いが、行動が遅い→最も注意が必要である。
④「だらりだらり」反応が遅く、行動も遅い→組織には一番多く、一般的。
①はめったにいなく、ほとんどは④であると『葉隠』ではまとめています。そして、それぞれの天分を生かすこと重要だとも述べています。
リーダーとしての在り方の参考となりますね。