「失敗は叱る。ただし改善すれば褒める。」
人生において失敗する経験はたくさんあります。失敗をするということは、何か新しいことに挑戦している証でもありますから、成長するためには失敗はつきものなのです。
さて、部下や息子、娘などが失敗した場合はどうすればいいでしょうか。もちろん、相手の個性にもよりますが、最もしてはいけないことは、放置することです。それでは、人は成長しません。時には、厳しく叱ることも必要なのです。そして、さらに大切なことは、その失敗を生かして、改善したときに確実に褒めることです。叱ることは行っても、褒めることを忘れてしまうことは結構ありますが、人の成長には、この「褒める」ことも重要な一つなのです。
「過ちて改めざる、是を過ちという」
『論語』にもあるように、失敗することより、それを改めることの方が重要であり、改善されれば、必ず認め、褒めてあげることが大切なのです。