「決断力のない君主は中立を選び滅んでいく」
これは君主論に出てくる言葉です。どっちつかずという中途半端な状態は、どちらも失う可能性が高いです。ここで注意したいのが、あえて「中立」を決断することと、決断力がなく「中立」を選択することの違いです。
決して「中立」が悪いのではなく、決めきれずに「中立」を選ぶことが危険であると述べているのです。
決断するときというのは、決断をしなければならないのです。そして、その決断というのは一瞬のことですが、その決断を生み出すためには、長い時間の準備が必要となるのです。