「あなたがメンバーを選べる場合、評論家タイプや批評家タイプはプロジェクトに参加させないほうがよい」
何か新しいプロジェクトを立ち上げるとき、その人選はとても重要となります。なぜなら、そのメンバーで新しいアイデアを出し合い、新たなことを構築していかなければならないからです。
さて、そのときのメンバー構成として、なるべくなら評論家タイプや批評家タイプは避けたほうがいいでしょう。新しいことを発想することは、問題点を指摘することよりもはるかに難しいことです。よって、新しいことを発見できない人は他人の提案の問題点を指摘する。過去をもちだして他人を非難する。新しいことを発想はできなくても、問題点の指摘は簡単にできるので、批評家になってしまう人がいるのです。または、全体的な視点から問題点を指摘するのだけれども、かといって代案は出さない評論家タイプになってしまうことも多いのです。
批評家タイプや評論家タイプは確かに必要です。ですが、それは内部にではなく、外部に必要なのであります。