「弱くてもかまわない。みんな最初はとても弱い。はじめから強い人間に憧れてはならない。弱いうちにどんどんやる。強くなってからやろうと思うな。失敗を糧にしろ。」
ゲームのRPGというジャンルでは、主人公はレベルが1から始まり、敵などを倒して、経験値を積むことによって強くなり、成長していきます。はじめはとても弱いのです。もし、はじめから強い状態であったら、ゲームの楽しさは半減してしまうでしょう。そして、苦しい思い(強い敵と戦う等)をすればするほど、経験値を多くもらえ、大きく成長できます。
さて、実は私たちの人生においても、同じようなことが言えるのではないでしょうか。スポーツや勉強においても、はじめは未熟です。みんな最初は弱いのです。その後、強くなるかどうかは、苦しい思いに耐え、経験を積み、失敗を糧にするからです。ですから、強くなってから取り組もうとするのではなく、弱いうちからどんどんやる、積極的に挑戦していくことが重要なのではないでしょうか。
ゲームにおいても、敵に倒されたくないからといって、ずっと街の中にいるだけでは、ずっと弱いままなのです。