「部下が自分で考えることが大切である」
仕事場では、「指示待ち人間」という言葉をしばしば聞きます。指示を出すまで動かない、自分で考えようとしない人を指します。自分で考えなくなると、どうしてもやらされている感を受けやすく、また、責任感をもたなかったり、責任転嫁をしたりするようになってしまいます。
しかし、「指示待ち人間」というのは、上司や先輩を含め、周りの人が創りあげているとも考えられます。部下に細かい指示ばかりを出したり、部下の意見を一切、聞かなかったりすると、「指示待ち人間」を創りだしてしまいます。あくまで、決定は上司にあるので、部下の意見の全てを受け入れる必要はないですが、聞く耳は持つ必要があります。
「あなたの考えを教えて。」「私だったらこうするけれど、この考えについてはどう思う。」
などの声掛けを部下に行い、部下が自分の考えをもつ習慣をつくっていかなければなりません。